やっぱりな

 今日は、コロナでなくて、小ネタです。

 岩田先生なんですけどね。

 追っかけをしている訳ではないけど、過去に検索をかけたためだと思うんですけど、ニュースフィードに上がって来るんです。

 で、今度は、これ?

 本を出されたんですって。

  「いじめの構造そのものをぶっ壊す可能性を提示しなければならない」

 良かったら見てみてください。

 イジメられていた下りで、笑った。

 笑ったのは、イジメられていたからではなく。

 正しいことを言っているのに聞き入れられない。「言い方悪い」「伝え方下手」「なんかムカツク」があっても「でも正しいから中身はちゃんと聞く」と、最後のがあれば良いんだけど、最後の部分が抜け落ちる。

 おかしいやん。って、すぐに思った。

 こんなんでは、日本ヤバいで!

 何か、もやもやっとして、ブログ書いて。(自分で思い込んでいるだけなのか、同調圧力を感じで)落とすかなあと思いつつ、意地でも落とさなかった。

 自分の行動の変わらなさに、笑った。

 

 過去、覚えている限り、明確なイジメに2回合った。多分、それ以外では、被害者、加害者、傍観者、どこにもなってないとは言い切れないと思うけど。

 その2回は、2番目にイジメられる人だった。

 最初のターゲットがいじめられて、加担しろ的な無言の圧力というか空気に、「別に被害者嫌いやないのに、何でアンタの言うこと聞かなアカンねん」的に、従わなかったから。

 グループのトップと間柄の悪い人と見えるところで関わることを、避けるという空気は良くよく分かっているけど。

 自分が関わるかどうかは、その人と関わりたいかで決める。

 正義感で、被害者がかわいそうだからとかで、そうなるんではなくて。

 今まであった、私と被害者との関係を、関係のない第三者に壊されるという横やりが、嫌いだから。

 まあ、若気の至りで、怖いもの知らずだったんだなあと。

 自分が守るべき弱い人がいて、その人を守るために、やれと言われたら、今は分からないし、嫌だというには怖すぎる相手だと、言えないかもしれない。

 ほんまに、若気の至りだと思う。

 なので、あのブログのアップも、ビビッて落とすかもなあと思っていた。空気には、弱いねん。人だから。

 そう。

 笑ったポイントは、自分の行動が変わらなかったことに。

 

 でね、注目したいのが、ここなんです。

 岩田先生を取り上げるところが出てきたり、本を出したりする。前から出してはったようですが。

 空気に流れない人が、一定数いるという証拠です。

 良かった、日本終わってない。

 

 ちなみに、私の過去2回の、2番目にいじめられる人になった体験の後日談ですが。

 グループから、追い出される。

 その後、どっちのケースも、グループは、内紛によって瓦解しました。

 私が追い出されたところで終わらない。次のターゲット、次のターゲットができるか、他のところでの争いが始まる。

 キーパーソンはいます。必ずしも、見かけ上のグループのリーダーではない、張本人が。

 その人の歪みゆえに、内紛が続き、維持できないんだと思います。

 自身が傷つかなかったかというと、傷つきましたよ。

 でも、そのあとの学びは、マイナスなものではなかった。

 特に最初の方では、いましたよ、ちゃんとした人が。人望がある人が、自分にイジメの火の粉が飛んできたわけでないのに、グループ自分で抜けました。

 そこで学習したことも、ああ、捨てたもんじゃないなって事でした。

 

 岩田先生の本は読んでないし、紹介記事もさらっと読んだだけなので、主張ははっきり分からないですが。

 私は、いじめという物そのものの根本原因をなくすことはできないと思ってますが。

 そこに人が介在する以上、一方に大きく傾いたものは、復元力によって、他でもない「人」の介在によって、振り戻すんだと思います。

 まあ、今のいじめの陰湿さは、昔とはレベルが違うらしく、そこの原因は取り除けるとは思う。

 個人の意見ですが。

 大学一年の時の一般教養の「心理学」の授業でU先生が仰っていた。

 同じ箱の中で、マウスを飼う。

 数を倍に増やし、餌も倍に増やす。

 餌が足りていても、狭いところに、たくさん入れると、争いが始まるんですって。

 人には不安がある。自分が受け入れられているのか、認められているのか、社会的に忘れ去られていないのか。

 その不安を解消し、自分のポジションを確認するために、人を貶めるという方法を用いることが多い。いい方法とは思わないけど。

 今回のコロナでも、「上級国民」は、早く検査受けられて良いよなという発言が、あちこちに見られる。

 何か、嫌なんです。

 自分が、後回しにされることの怒りは、そりゃない事じゃないけどさ。

 そこやないやん。

 必要やのに検査足りてないことが根本原因やん。

 努力しても不可能な場合は、ホンマに優先度の高い人からしてもらわないと、自分が横入りして秩序乱したら、自分は気分いいけど、それで荒廃してしまった世界で自分が生きなくてはいけないというデメリットを背負うやん。

 そっちの方が嫌じゃないですか?

 まあ、食べ物なくて奪い合わないと死ぬというのであれば、頑張って、争奪戦に加わろうと思うけど。

 コロナ検査に関しては、委託を受けた民間機関の余力があって、待っている状態なのに、以来が来る件数は少ないと投稿されていた人がいて(ホンマかな?疑う理由ないしな)。

 できることをやってないことが、本当の根本的な問題で。

 順番抜かしたとか、足を引っ張りあっているのは、根本的な問題を解決できない人が本来詰め寄られるべきなのに、視線をそらされているというか、なんか、思うつぼっていうんですかね。

 場外乱闘っていうんですかね。

 そんなんに踊らされるんは、嫌なんや。

 やる価値のない事に、自分の労力を割くことがホンマに嫌い。

 ものぐさなのか、子供の頃、動かん子で、縦の物を横にもしないって言われていたし。

 根本的な問題を取り除くこと。

 本当の意味での、安全と幸せを確保しようと努力することしかないな。

 

 学校に関しては、ちょっと変わった方が良いと思うけど。

 イジメの張本人に、思い知らせる方が、本人のためになると思う。

 何を?

 世界は広い。アンタの小さい宇宙の外側にもずっと大きな宇宙があってな。

 この小さい閉じられた宇宙でそんなことに労力を浪費している間に、何の準備もないまま、広い宇宙に無力で無防備な自分のまま出ていくことになるけど、それでエエのん?

 そういう、外側の宇宙に気付く、目からウロコ体験をして欲しいもんだと思います。

 もしかしたら、この、コロナ禍もまた、自分がお山の大将で思い通りになると思い込んでいたとしたら、自分の思い通りにならないことがあると気付かされる一つのきっかけになり得るかもしれない。

 それは、みんなかも知れないけど。

 それでも気付けない残念な人もいるかもしれないけど。

 気付けたもん勝ちではないかと思います。

 

 ああでも。

 岩田先生の言うてはることと、結果は一緒なんかなあ。

 空気に支配されている、そのままでは、太刀打ちできないことがやって来たら、その空気が無意味なものだと気付くのか。

 どうでしょうね。

 

 今日は、このくらいにしときます。

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