一日、ネタ一つモードに入っております。
ふと、生徒さんが、仮に3人毎日見に来てくださっていたとしたら、15日くらい続けたら、45回のアクセスが稼げているんだなと、ケチな計算をする。
どのくらい見に来ていただけているのかは分からないですが。
見に来ていただき、ありがとうございます。
もう、大概うざいモードに入ってるよな。
なんかないかと考えたものの、うざい話しか思いつかなかったので、引き続きうざく。
「大学の時、何やりましたか?」と聞かれたら、こう答えるでしょうね。
結果がよく分かっている代表的な実験を色々実際にやってみて、「標準偏差」の計算をしていたって感じですね。
物理学科と言っても、結構難しい理論を扱うところもあれば、もっと日常的な測定をしているところもあり。
何が残っているのかを聞かれたら、数字には単位があること、測定値は不確かさが含まれていて不確かさごと見るべきという考え方を、叩き込まれた。
実験した。
実験の仕組みから学んで、失敗しないように気を付けるところを意識して、測定して、測定値出して、標準偏差の計算して。
結果をレポートにして先生に提出し。提出時は、一定の時間を割いて、概要を説明して、誤差の範囲はこれだけでしたって、報告し、他に何か気になったところは?っていうところを説明する。
実験とかに関しては、かなりまじめな学生だったと思うので、聞かれることを最低限無理無理用意してレポートチェックをクリアしてやれではなくて、頑張ったから、どこからでも来い!くらいまでは、準備しようと思っていた人でした。
関心事以外は、けっこうテキトーなので、単位さえ取れたらエエねんみたいなのもありましたけどね。
実験は、楽しくて趣味だったので。
さて、誤差の話、詳細は覚えてないんですね。
今ググったら、ざっくり思い出したけど、細かいところを覚えてない。また、あとから見ようっと。
測定値には、誤差があります。
ある実験結果の数値を知りたいときに、一回だけ測定して出した値がある。でも、その時、風が吹いてたかもしれへんし、虫が飛んできたかもしれへん。
同じ測定を、何度もします。
で、測定値が出ます。
その測定値の、「平均値」出します。
測定値が、平均値とほぼ近いところに、ぎゅっと寄り集まった結果なのか?、結構バラついているのか?そこを知りたいんですよね。
あのポールから、こっちのポールまでの長さ、測って?
100メートルです。
何回も測ってみた。
➀99メートル80センチの時や、100メートル20センチの時がある。
②98メートルの時も、102メートルの時もある。
と、違う結果が出たとしたら、➀の場合は、ああ数十センチの範囲で、不確かなんやなって思うし、②の場合は、2メートル前後は宛にならんのやなと思う。
なので、「不確かさ」と一緒にでないと、測定値というのは、役に立たないんですよね。
そういうのを、標準誤差という。
学校の時、偏差値ってありましたけど、その偏差値と求め方は一緒です。
一応、抜粋してきて、超ざっくりと説明しました。
偏差値を求めるのに、「標準偏差」というのを計算します。
とあるテストで、「0点、5点、10点、70点、80点、80点、82点、85点、93点、95点」(平均点60点)という点数の人たちがいる。
上の式に当てはめて、出てきた値Sが、標準偏差です。
{(0-60)2+(5-60)2+(10-60)2+(70-60)2+(80-60)2+(80-60)2+(82-60)2+(85-60)2+(93-60)2+(95-60)2}÷10=1344.8
1344.8のルートを取って、36.67が、標準偏差です。
おっきいな。まあ、0点から、95点まで、めっちゃ広くばらついてますからね。
平均点が60点なので、下の図の「σ」の値が、36.67っていうことなので。
60―36.67=23.33
60+36.67=96.67
23.33点~96.67点の間に、68.27%、大体7割の人が入っているだろうなっていう数値です。
それより点数が悪いとか、それより点数が良いとかは、残りの3割強くらいしかいないっていうことです。
ちなみに、偏差値は。
「(自分の得点-平均点)÷標準偏差×10+50」
っていうことなので、このテストで、70点取った人の偏差値は。
(70ー60)÷36.67×10+50=10÷36.67×10+50=2.7270・・+50=52.7270・・≃52.7
四捨五入して、偏差値53です。
ほぼ、平均値に近いって感じですね。
偏差値、40~60の間に、68%の人がいるだろうという、数値です。
実験に関しては、背景の「ノイズ」を取り除くという作業ももちろん先にやって置きます。
それに、測定器具の能力も、最初に確認しておきます。
上で出した例は、ポールからポールを測るという物だったんですが。
分からない長さを測る前に、分かっている長さを測って置いて。
例えば、100メートルときっちり分かっているものを測って置いて、その度に違う結果が出るというのは、風が吹いたり、草ぼうぼうだったりしない限りは、メジャーが悪いと考えられるので。
じゃ、このメジャーは、2メートルくらいは、フツーに誤差出るで(大きいな)伸縮性があるんか?それって、測定器としてどうよ?
それしかないから、それ使って、今度はここを測ってみました。
150メートルでした。
じゃあさ、147~153メートルくらいなんやろうな。
って、言う風に考えます。
ざっくりやな。
何かの実験で、電磁波を測定していたら、午前中の決まった時間に、必ずノイズが出る、何なんや?って突き詰めたら、近所の奥さんが、掃除機を決まった時間にかけていたっていう話を、学生の時に聞きました。
センセー、絶対にそのネタ、使いまわしてるやろ!
それにしても、ちゃんとした主婦やねんなあ。毎日、決まった時間に掃除機がけか。
なので、数字は、ちゃんと図らないと分からないんですよね。
地方では、PCR検査で陽性になる人が、10%程度なのに、東京では、50%という日もあった。
どう考えても、圧倒的に、東京の元の検査数が足りていないんだなあというのは思いますよね。
偽陰性の率が、70%とか言われていますが。70%というのも、どこかで測定してみたんでしょうかね。
新型コロナのターゲットにしているRNAを、めっちゃたくさん、たくさん、ちょっと少なめ、かなり少なめ、ものすごく少なめって、いろんな基準になるサンプルを何個も作って置いて、それを、PCR検査してみた。
そしたら、ものすごく少なめとか、かなり少なめのところを見落としているのか、3割は陰性と出てしまった。
こういうテストをしていないと、偽陰性って、本当は求められない話なんで。
一方で、偽陽性って、ホンマのところは求められているんでしょうか?
世間で、1%とかいう数値が独り歩きしていますが、それって、あるところで、例に使われた値が、そのまま間違って信じられているだけじゃないかと、めっちゃ疑ってます。
偽陽性を調べようとしたら、陰性と分かっている人のサンプルを、めっちゃたくさん用意しておいて、PCRしてみて、1%は何故か陽性と出るというところ空でないと出ないと思います。越智さんの文章によると、”混入異物 (コンタミネーション)を間違えて増やしてしまう危険“と書かれているので、偽陰性を調べるときと違って、異物がある状態でないと、偽陽性って起こらないんではないのかなあと思うんですよね。
あ、論外だけど、大きな理由は、陽性の検体によって、陰性の検体が汚染されてしまうケースですよね。これは、偽陽性と言っても、別口ですけどね。
というか、PCRは、偽陰性が出やすい検査と書かれていましたよね。偽陽性って、あるんかなあ。
一方で、レントゲンとかで腫瘍を見つける検査だと、「何かある」ように写っているけど、みたいなことで、疑陽性が多い検査だって書かれていて。
世間でやたらと検査反対派が出してくる、偽陰性70%、偽陽性1%という数値も、ホンマに測定値などで確かに求められている数値なのか、大いに疑問ですよ。
PCR検査が疑問だと言っているのではなくて。
そういう数値を、まず心得て、不確かさをどのくらい含むものなのかを分かったうえで、結果は見ないといけない。それが、真の科学的な姿勢なんですよね。
その姿勢が、PCR検査自体に対する、敬意のある態度だと思います。
うっざ~!!!
そう、ど真ん中の理系君、リケジョという人種は、ホンマに平均的な感覚からすると、真正のうざい人種です。
でもなあ。
そういう観測結果に真摯でなかったら、自分がやってきていることの根幹を揺るがすことになる訳で。
いろんな人がいるとは思うけど、結構、一定数の理系君リケジョは、そういう所に関しては、すごくピュアな生き物なんだと信じています。
だからですよ。
ここに官僚の忖度という「異物」を混入させる行為は、科学の存在の根幹を揺るがす行為です。
アンタらの世界で、ほどらえの良いところで、物事進めるのは構わんけどな。世の中がそこそこうまく回るなら。
でも、線を引いて、ピュアな世界に、踏み込んで欲しないねん。
って、思います。
今日は、なんか、まとまりのない感じで。
統計のところを読んでたら、時間が無くなりました。(笑)