私の学年は、初めて、「理科Ⅰ」という科目ができた学年で。
「理科Ⅰ」に、「力学地球編」「生物化学編」という教科書があった。
2年以降で、理系の場合は、2科目選択することになり、組み合わせが、「物理+化学」または「生物+化学」のどっちかだった。
化学が苦手だったので、物理と生物を履修したいと言ったら、ダメって言われたんでした。
そんな訳で、生物学は、理科Ⅰまでの知識しかなくて、コロナ関係の話を聞いていても、よく分からないところがある。
コロナ関係だからというわけではないんだけど、生物学も、もうちょっと知ってみたい気がした。
それにしても、新型コロナに関連して、いろんな疑問がある。
生物学が得意な人を、質問攻めにしてみたい気がする。
あ、天文学に関しても、聞き始めると、いろいろ疑問が湧いて来るって、言うてましたね。
だったら調べろなんですが。
ほら、全体像が分かっている人に聞くと、知りたいところに、効率的に行きつくじゃないですか。
一から調べてたら、訳が分からなくなるに違いない。
今日、ランちゃんと散歩しながら、ふと、疑問に思った。
新型コロナウィルスの宿主は、コウモリだと言われている。
ま、コウモリとしておきましょう。
宿主ということは、発症しないで、体の内側に持っているっていうことやん。
その時、ウィルスは、増殖しているのん?
コウモリの体に攻撃はしないのん?
宿主とは言うけど、コウモリも、時々は、ウィルスが起こす炎症で、死ぬこともあるのん?
人間で考えてみると、発症しない感染者がいると言われているけど。
それって、ウィルスは、増殖してるのん?
宿主の体の中にいる時と、発症しない人の体の中にいる時は、同じ状態なん?違う状態なん?
強毒化したら怖いけど、もしも、弱毒化したら、さらに発症しない人が増えたりして。いずれは、誰もが発症しないくらいになったら、人間が、新型コロナの宿主ということになったりするのん?
今、「一回かかっても十分な抗体ができない場合、何回も罹る」のか「一回かかったものが、体の中に居続けて、抵抗力が弱まったら再燃する」のか、どっちか分からないけど。
体の中に居続けた場合、その人自身が、周りに感染してしまう可能性が、ずっと続いているということになるのん?
そんなことになったら、体の中に居続けている人以外とは、関わられへんことになるやん。
って、ここまで考えて、変なSFの設定に、頭が走りそうになったけど。
そうか、ワクチンができたら、感染していない人とも関われることになるのか。
知らないだけに、めっちゃ見当外れかも知れない方向へ、考えが暴走していった。
一回、このアホな質問を、生物学に詳しい人に、聞いてみたい。
ところで、検査をしないから、感染率は上がらないし、医療崩壊も防げているっていう話は、めっちゃ、非科学的というか、ちゃんと整理されていなくていやだなあと、何度も思う。
この頃思うんです。
コロナウィルスが、本当に怖いウィルスだと見做されていたか、そうでなかったかによって、違ってくる。
検査をたくさんしても無駄という考え方は、一つには、さして怖いウィルスでないのに指定伝染病にしてしまって、騒ぎ過ぎたのがいけなかったんだと考えていれば、当然、無駄だと考えるはず。
この場合、もう、指定伝染病になってしまったから、お上に「おかしいやん!」って言ったところで、労力の無駄遣いだし、自分の立場が悪くなるしで、「はいはい、怖いですねえ」と建前を言いながら、「何かそれらしい理由をつけて、そこそこにしておこう、重症化した人だけを見れば十分だろう」という本音があったんだろうか?って、思います。
私も、ホンマにそんなに怖いウィルスなんやろか?って、思っていたこともあった。
でも、武漢で起こったことは何だったんだろうって、なんか釈然としなかった。武漢も医療は進んでいると聞いてから。
でも、なんか釈然としないなあと思っている間に、イタリアで、感染爆発が起きた。
あれよあれよという間に、ニューヨークでも、感染爆発が起きた。
日本は、緩やかだった。
でも、全く油断できないと思った。
緩やかでも増え続けたら、ある一定の感染者数を超えたところで、全く、手が回らなくなるだろうと思った。
今もそんな気がしている。
それは、今日出ると言われている、抗体検査による「市中感染率」の結果、気になります。
6割が抗体を獲得すれば、集団免疫を得たとすることができるだろうという話があるけれど。
市中感染率が、どのくらいなら、どう考えたら良いんだろうって、思っていた。
東京の市中感染率が、ニューヨーク並みの15%くらいか、それ以上だとしたら。
日本の死者数が、明らかに少ないことになる。その場合、何か「死に至らない」日本独自の幸運な理由があった可能性があると思う。
ニューヨークよりも、感染率が低ければ。
死者が少ないことは、感染者が少ないからだと言える。その場合、何か「感染が起こりにくい」日本独自の幸運な理由があった可能性があると思う。
日本の感染症対策がうまく行っているからではないことは、どう考えても明らかだ。
検査しなかったから、感染しても、死に至らなかったのか?
検査しなかったから、ウィルスが存在していて、ウィルスの論理でふるまっているのに、感染が起こりにくかったのか?
どっちも、絶対に違う。
検査をしなかったから、病院のベッドが埋まるスピードが抑えられたのは、本当だと思うけど。
どっちなんでしょうね。市中感染率のデータ。
感染しにくい理由があるとすると。
手洗いをする。マスクをしている人が多い。握手、ハグ、キスをしない。靴を脱いで家に入る習慣がある。
死なない理由があるとすると。
肥満の率が低い。
それと、今日のニュースで見つけたんですが、発症していて重症化している人の多くに、細かい血栓がたくさんできていることが分かったんですって。それは、ずいぶん前から言われていることらしく。
だから、高血圧がリスクなのか。
でも、それを読んだ瞬間、「納豆!」ってワードが、浮かんだ。
血栓ができるリスクを下げる物。
ナットウキナーゼ。確か、知られている食べ物の中で、唯一知られている、できてしまった血栓を溶かす物質だったはず。
あ、オメガ6系脂肪酸の過剰摂取がない。オメガ3系脂肪酸の摂取が、比較的多い。
ジャパンパラドックスの理由は、まさか。
納豆、お魚。
手洗い、マスク、ソーシャルディスタンシング、靴を脱いで部屋に入る文化
それらの複数の要因が、幸運に働いた?
まあ、その場合でも、ゆるゆるとは、増え続けるし、ある一定の感染者数を超えてきたら、まさに医療崩壊で、手が回らなくなる可能性はある訳で。
そこへ、高温多湿の夏が来れば・・・
と、いつも悲観的なシナリオを描いている訳でもなく、都合の良いシナリオも考えていたりする。
それで、日本のカルチャーで、ぬるっと、終わらせることができたとして。
諸外国に対しては、そういううやむやだと、安心感がなくて、日本の説明では、納得してくれないだろうな。
だったら、やっぱり、科学的な根拠のあるデータを用意して、合理的な説明と一致することを、証明しないとなあ。
いや、日本人ですが、ぬるっと終わらせる感じでは、納得できないな。
そう、重要なことを忘れていた。
危機管理が、これで良かったのかは、必ず検証が必要だと思う。
仮に今回、諸外国より被害が少なかったなら少なかったで、感覚で終わらせてはいけないと思う。
何か、たまたま幸運な要因があったなら、それは明らかにしないと、今後、危機管理をどう考えていけば良いのかということに、生かせないから。
煽りすぎ、騒ぎ過ぎと言われている、主に、玉川さんと岡田先生に関しても、検証はされるべき。
個人的には、あれが正しいとは思うけど。
自分が肩入れしているものの検証が要らないとするのは、科学的じゃないから。多分、一貫性という意味では、玉川さんも、どう評価されようと、検証はされるべきと、考えていないと、科学的な姿勢じゃないことになるから。
というか。
ほんまに、諸外国で、あんなに死者が出るのに、日本がこんなに緩い対策で、感染爆発という、ショッキングな事態にならないことが、気持ち悪くてしょうがない。
気になるたちなので、ある日、急に、裏をかかれるような事態が起こらないのか?
ジャパンパラドックスの、理由が説明できないうちは、どこか、不安か残る。論理的に考えて。
そりゃ、私も人間ですからね。
感情的には、都合の良いことだけ信じていけたら、楽チンやろうなと思う。
でも、多分、このめんどくさい感じが、神様に与えられた役回りなんやろうなって、思う。
キッドなんで。
昨日の夜、書きかけて、最後のところて眠くなったので、今アップ。気持ち的には、昨日のホットな感じかなくて、最後を書き足したから、最後だけ、温度差あるかな?