抗体検査

 しつこくてすみません。

 コロナ関係の記事を、端から読みながら、どゆこと?って、言うている。

 もはや、趣味?

 答え合わせするまで、気になり続けると思う。一つのことに集中し始めると、しつこい。

 というわけで、興味のある方だけ、読んでください。っていうか、誰か、まだ読んではるんやろか?

 

 神戸市立医療センター中央病院が、外来診療で訪れた人の抗体検査をしていて、結果を発表しました。

 そして、大阪市立大学医学部付属病院も。

 以下の記事です。

  神戸市民4万人に感染歴か 試算の病院長「公表患者260人と隔たり。本当に大きな驚き」

 4月上旬に神戸市民の約3%=4万人が感染?抗体検査による研究で…他グループも研究

 

 神戸市立医療センター中央市民病院は、4月7日までの8日間に外来を受診した新型コロナウイルス以外の外来患者1000人の血液を検査したところ、『約3%の人が過去に新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていた』と発表しました。

一方、大阪市立大学の研究グループも、4月下旬の2日間に、新型コロナウイルス以外の理由で大阪市立大学医学部附属病院を受診した患者312人に抗体検査を実施しましたが、抗体が検出されたのは約1%の3人だったと発表しました。

 この結果を、どう見るのか?

 とりあえずいえることは、集団免疫を持つことで、感染が広がらなくなることを期待するというのは、非現実的だということ。

 残念ながら。

 先月とかに、ずっと、抗体検査の結果を知りたいと思っていたのは、もっと水面下の感染者がいて、感染率が高く、もっと短い期間で集団免疫を持てるのでは?って、期待していたから。

 水面下の感染が広がっていたと考えると、致死率も、下がって来るので。

 でも、そう甘くはなかったな。

 これについては、もう、残念!ちゃんちゃん!なんです。

 

 にしても、大阪の感染率が、予想よりずっと低い。

 ニューヨーク州で14%。東京のナビタスクリニック5.9%だったかな。

 神戸で、3%。

 ただ、ナビタスクリニックは、風邪に罹った身に覚えのある人の率が高いかもしれず、サンプルとして偏りがあるなら、もっと低い事になる。

 だったら、神戸が高すぎる。

 考えようによっては、大阪の方が4月下旬なので、この病院では、PCR検査をやっていないので、返って、身に覚えがある人は、一般の患者さんに移す可能性があると思って、受信をためらったとかあれば、実際の数値より低く出ることはあり得るけど。

 実際には、もっと多くの、偏りの少ない人で、検査をしないと分からないのかも知れない。

 と、ここまでは、実際のところ分かりませんでしたっていうことです。

 

 ここからは、ちょっと、コロナからは逸れると言えば逸れるのですが。

 神戸の方のデータについて、最初のリンクの方からの抜粋です。

-企画した経緯は。

 「緊急事態宣言の前で、(中央市民病院で)院内感染が発生する前に企画していた。国内の感染に関して比較的初期のデータを狙った。国内の伝播(でんぱ)の痕跡を把握するために、抗体をチェックする手段があるので、調べようということになった。既にある患者の血清を使うことができたら、完璧とは言えないが、地域住民の病気の分布を推測することに役立つ」

 4月7日までの8日間ということは、日曜日の診療がなかったとしたら、3月30日から、始めていると考えて良いんでしょうか?

 これは、すごい!

 私が、ブログで、半ば本気で「陰謀説」を書いたのが、4月3日か4日だったと思う。

 武漢から持ち込まれたウィルスがクラスター対策で収まったのに、欧米からの帰国者で、第二波がやって来たというシナリオにして、しばらく経ってから抗体検査をすれば、時間稼ぎをして検査を遅らせている間に感染が広がったと説明できる。

 あまり早い時期に、抗体検査をして、クラスター対策が有効でなかったことが、証明されてしまわないようにする作為に見えると書いていた。

 何で、早く市中感染率を調べないんだ!どういうことが起こっていたか、これでは分からなくなる!

 政治に忖度して、科学的な検証ができないような作為が働いている気がする。そう、怒っていたあの頃だった。

 それよりも前に、神戸の中央市民病院は、抗体検査を独自に行ったんや!

 感動しました。

 どういう意図なのか?誰が決めたのか?

 純粋に、科学的に、現状を把握しておきたいと思った人が、ちゃんといた。

 うれしいです。

 結果は、どんな結果でも、事実がある限り受け入れるのが、科学として、正しい姿勢だと思う。

 なんか、すごくうれしいです。

 これでわかることが仮に限定的だったとしても。

 できれば、もう一回、抗体検査をして、その後どう広がったのか?というところを知りたいです

 ⅠℊG抗体ができ始めるのが、感染から10日経った頃と言われています。

 なので、3月30日に取った人は、3月20日より以前に感染したことになる。4月7日なら、3月28日より前。

 何か、良い!

 神戸市立医療センター中央市民病院。

 コロナ感染者を受け入れて、クラスター出てしまったけど。

 

 この先の成り行きとして、日本の数カ所で行われた抗体検査が、5月14日には、結果が出る。

 もしかしたら、地方の方は、ほとんど広がっていなかったことが分かるかもしれない。

 そうしたら、あとはアンケートなどで、風邪の症状ありますか?の質問で、ほとんどなければ、温かくなってきて、感染が収まって来たと見做して、地方は夏場には、元の生活ができるかも知れない。

 関西圏は、どうでしょうか?一つにつながっているからなあ。小野が田舎と主張してみても、繋がっているからなあ。

 仮に、神戸で、4月下旬までに感染した人として、3.3%よりも高い数値が出た場合。

 一つには、朗報かも知れない。

 致死率が、低いことになる。

 医療が何とか維持できていれば、低い致死率に抑えられる。

 今後、抗原検査とアビガンやオルベスコなどを使って、ある程度治療できる見込みができたら、医療が維持できる範囲に感染を抑えられたら、その範囲で、ある程度まで、元の生活に戻せることになる。

 どうでしょうかねえ。

 できれば、活動の弱まる夏場に、冷房の効いたショッピングモールやオフィスなどで拡大しないように、できる限り感染対策をすることで、抑え込んで置く。一方で、検査キットや薬剤、マスク防護服をそろえ、病院内のゾーニングや、感染者を受けられるベッドの振り分けをして置き、医療体制を整えておいて、冬に臨む。

 みたいになれば良いな。どうでしょう?

 なんか、独自の抗体検査を、早めのタイミングで独自にしておきたいと考えて動いておられた方々がいらっしゃることに、望みを賭けたい。

 まあ、過大な期待はしない方が良いのかもだけど。

 だって、薬も検査も、まだどうなるか。

 そもそも、検査結果や。

 結局、私たちにできることは限られていて、ただ待つことしかできないのかも知れないけど。

 ちょっと、うれしかった記事でした。

 

 さ、寝るか。

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