コロナ関係の、記事を見つけました。
朝日新聞ですね。
こないだの、九州大学名誉教授の小田垣教授の考察を紹介したのは、朝日新聞でしたね。
朝日新聞、サヨクって言われているらしいけど、私としては、この2つの記事は、当たりでした。
あと、ナショナルジオグラフィックの、神戸大学の中澤港教授に聞くっていう記事も、良かった。また、後程紹介するかも。
コロナウィルスが、どのタイミングで、どのくらいの感染しているかを調べた人がいて、見えてきたようです。
①軽症者よりも重症者に接触した人の方が、感染したに人が多く、調べた範囲では、無症状者から感染した人はいなかった。
②発症前に接触した人も感染していて、発症から5日以内に接触して感染した人がいるが、調べた範囲では、発症から6日以降に接触して感染した人はいなかった。また、別の記事では、初症前0.7日で、感染のピークだという記事もありました。
調べた件数からすると、科学的に適切な言い方をすると、無症状者から感染は起こらないとは、言い切れないけれど、ほとんどないのではないか?と、言って良さそう。
これは、ものすごく、朗報です。本当であって欲しい!
ならば、感染拡大を、防止できる希望が見えてきた。
症状がある人を、きちんと検査する。
はっきりと症状が出ている人は、抗原検査(インフルエンザの検査と同じ原理の検査)で見つける。
抗原検査で陰性であれば、PCR検査。
いずれにしろ、結果が出るまでは、自主隔離。
潜伏期間が、1~12.5日で、多くは5~6日ということなので、5~6日前までの、濃厚接触者を、6日自主隔離して症状がでた時点で、6日以前でも検査。症状がでなければ、6日目に検査。
こういう方針で、多くの感染者が掴めるはず。
PCR検査の感度が、70%と言われているけれど、見のがすケースは、検体中のウィルス量が少ないケースではないかと思うので(ここ、推測です)、症状が出て、ウィルスがたくさん増えていて、誰かに移しやすい人は、見つかる可能性が高いのでは?と思う。
検体をどう採れば、見逃しにくいのか、唾液中にも多いと言われていて。本当は、鼻の奥、喉の奥、唾液のどこなら見落としが少ないのかも、分かってくると良いですね。
唾液が簡単だからと言って、簡単なのが少ないとは、限らず。
症状から見て、この人の症状なら、どこで出そうとか、むん!と睨んだら、分かるみたいな、検体採取職人みたいな先生が登場したりして。理論で裏づけられて、実際に診る経験を積んだら、きっと、出てくると思う。人の直感は、当てずっぽうではないと思うんですよね。
話それた。
とまあ。
軽症者から、見つけておくべきです。
軽症者では、多くの人に移さないとしても、たった1人感染させた相手が、重症化したら、その人が、多くの人に、移す可能性もあるから。
できれば、広がる前の、初期対応、大事ですね。
重症になったら、見てやるから!的な論理は、新型コロナには、合ってなかったと言って良さそう。
この発想も、おそらく、出所はあるんです。
インフルなら、かかりつけ医に。タミフル飲んどけ!
ただの風邪なら、市販薬くらいで安静。もう、いちいち来るな!
どっちも、一部のこじらせた人は、かかりつけ医の紹介で、北播磨総合医療センター受診やな。緊急の場合は、救急車で、北播磨ね。
インフルですらない人が、いきなり北播磨は、大変よろしくない。無駄に、医療に負担をかけることになる。
まあ、この延長の考え方だったんですよ。
つまり、日本全国、たわけた患者が常にどこにもいて、勘弁してくれ!な、本音が、見え隠れするのです。
今回は、違ったけど。
あ、今は、たわけた患者対策で、北播磨の初診料が、お高くなったので、たわけた患者も、かなり減ったかと。
誰が、声を大にして言い出した「重症者だけ見つけた方が、医療崩壊しない」なのかは、分からないですが。
まあ、患者側の良識を、信じることができなかった背景があるということですねえ。
今朝、モーニングショーでは、良純さんが、これからは、医者のかかり方も変わるかもしれないと言ってた。
確かに、新型コロナが落ち着いたら、かかりつけ医にかかるのか?家で寝ているべきか?
最も合理的な、暗黙の基準ができて、保険で薬もらったら安いとかで利用するのをやめる方向に行くのも良いのかも。
良純さん、奥さん医者やったもんね。
ただ、新型コロナが落ち着くまでは、軽症者も、きめ細かく拾っておく必要があると思う。
広がってから慌てて対策するより、初動で手間をかけた方が、結果的に、手間も費用も、抑えられるはず。
みんな、息を殺して、ステイホームなんて、避けられる方法があったら、避けたいはずだ。
ということで。
軽症者から、きめ細かく検査、お願いします!
と、空に向かって、呟く。
さ、仕事しよ。