とんぼ玉教室を再開しました。
23日に2人、24日に1人来られ、明日25日に1人来られる予定で、4人。
他の方は、6月から来られる予定です。
以降も、いろんな状況あり、それぞれ気になることがあってお休みされることもあると思うので、当分は、月謝にしないで、一回ごとのレッスン料をいただくことにしました。
あ、大半の方は、3月の後半のお月謝の一回分が未消化なので、6月前半分などに充てさせていただきます。
そうそう。
最近熱心に読んでいたコロナネタがありました。
神戸大学の中澤港教授にお話を聞いて、川端さんという人が書かれた記事です。目次がこれ。↓
その中の記事の一つがこれ。↓
中澤教授に聞くシリーズは、きちっと科学的な数字の扱いをしていて、しかも、あまり小難しすぎず、程よい感じがとっても好きです。
玉川さんよりも、ずっと科学的。
ただ、科学的な表現って、一般の人には、平板に感じられて、危機感伝わらない気がします。
煽るって言われている玉川さんですが、ある意味、あのくらいでないと、一般人の正常性バイアスでは、危機を感じないと思う。
この頃、何が何でも、安全対策をして経済を回せないかって、かなり前のめり感が見える玉川さんですが。
でも、確かに何にもしなかったら、また秋が来たら、自粛生活の可能性がある訳で。
ちなみに、中澤教授のシリーズに書かれているのは、位置情報を利用したアプリの可能性ですね。途中まで読んで眠くなってまだ読み終わってない。
いったい、どうなるんでしょうか?
位置情報か?検査をしまくるか?あきらめて自粛か?
まあ、それは、追々見えて来るでしょう。
話を戻します。
感染の広がり方についてです。
クラスター班の押谷さんは、1人が大勢に感染させるという状況が起こって、一気に広がるというのが、何カ所かで起こっているだろうという意見で。
ほとんどの人が広げてはいないだろうという読みだったんだそうです。
中を読んでもらうと、中澤さんの読みが書かれていますが。
1人の人が、大勢に広げるという状況とともに、1人の人が1~2人程度に広げている状況の両方があっただろうと、広がり方を見て分析されています。
なるほどな。
そう、どう考えても、こっちの方が腑に落ちるわ。
それによると、1人の人がライブなどの会場で大勢に広げるのは、エアロゾルのように、空気中に漂っているもののせい。
1人の人が、1~2人に広げるのが、飛沫がドアノブなどの何かの物について、それに触れて感染する接触感染。
と、推測されています。
それを読んで、改めて、教室中にマスク外してちゃいかんなって思いました。
というわけで、感染防止のための対策は、2つのことから考える必要がある。
➀接触感染
教室に入ったとき、私やほかの生徒さんが知らずに感染していた場合、飛沫が空中を漂って落ちて、机やお道具にウィルスが付く。または、どこか他所でウィルスが付いたものを触った手で、お道具などを触ることで、お道具にウィルスが付いていることがあり得ます。
対策としては、教室に入られた時に手洗い。ハンドソープ置いてます。
お道具や机などに触った手で、不用意に、目、鼻、口周辺を触らない。教室での飲食の際には、手を洗ってからね。
水分補給の際、ペットボトルからお茶を飲む場合でも、自分の手は汚れているものとして、キャップには触れるけれど、飲み口には触れない、手で触れたとろに口が触れないように、がばっとくわえないとか。消毒液で、お道具を消毒すればいいんですけどね。強要のお道具もあるしな。
教室を出られる際にも、手洗い。ただ、ノブにウィルスついてたらダメですけどね。
というわけで、触れるものからの感染は、手洗いで対応していただこうと思います。
②エアロゾル感染
マスクの目を通り抜ける小さい小さい水滴が空気中に漂っているのを、固まりで吸い込むのが、リスクになりますね。距離を取る、換気する等で防ぎます。
今日は、マスク着用でやりました。すでに暑い。生徒さんは、お仕事でつけられているらしく、慣れておられましたが。
窓全開しました。入り口も。シャッター開くなって思った。蚊対策が出来そうなら、解放してリゾート気分味わいましょう。
元々、今生徒さんが少ないので、密にはなりにくいです。ただ、基本的に机1つに1人でゆるっと座っていただこうかと。定員が3名ですね。月曜午前クラス、もしかしたら、午後にシフトしていただくなど、あり得るかもしれません。ちょっとお片付けして、机の上のバーナーの配置、変えます。
と、プラズマクラスター発生器買おうかなあと、悩み中。教室のサイズをカバーするなら、10万円くらい。貰ったやつで、買う?まだ、踏ん切りついてませんけど。
とまあ、こんな感じで、行こうと思います。
距離を取りつつも、つい話し込んでしまう感じってねえ。元々、おしゃべりなんですけど、さすがに、いつもよりはセーブしました。
どこかで読んだんですけど、ウィルスがついたものを触れても、多くの人が触ってウィルスの個数が減った状態と、まだたくさんついている時とのリスクは当然違うんですって。
食中毒の細菌は、栄養があれば、そこで増えていきます。
細菌が増えるのに快適な暖かい温度のところに、細菌がえさにできる有機物がべとっとあって、その上に細菌が付いていれば、数を増やします。
多分ね、ウィルスは、細菌よりずっと小さくて、突起のついた殻に遺伝情報のRNAが入っている状態のシンプルなもので。増えようとすると、人間の体の中で細胞に入り込み、人間の細胞の中にあるものを材料にして増えます。だから、そこら辺のものについているウィルスは、そこで自力で増殖するわけではありません。
むしろ、高温、多湿、紫外線、酸化作用のある物質なんかによって、構造が壊れて、感染力を保ったウィルスは、時間とともに減っていきます。
プラズマクラスターは、酸化作用のある粒子なので、ウィルスにくっついたらウィルスの突起のたんぱく質を酸化させて化学構造を変え、本来の働きをできなくするんだと思う。
高温、多湿というのも、水分子がくっついて、高温という化学変化が進みやすい環境で、突起のたんぱく質が、水と化学変化を起こすからだと思う。
紫外線も、エネルギーが高いので、単体でもたんぱく質が壊れたりするんでしょう。
どうやったって減らない、壊れないっていうような、過度に恐れることはせずに、合理的に対策できたらなあって思います。
そりゃも、一番ウィルス多いのは、「感染している人」から発されるものですよね。
ウィルスは、人などの動物に取り付いてなかったら、安定的に形を保ちにくい。
金属やプラスチックの上では、なかなか壊れないで、最大3日いたということですが。それでも、徐々に数を減らしてはいるはずです。
布に付いたものは、数時間で壊れるそうです。
高温多湿の環境では、1時間で感染力を失い、高温多湿で日光を浴びると、1分程度で、感染力を失うという説もありました。
感染対策をしながら、教室を再開します。
田舎で、床面積だけは広い工房で良かった。
頑張ります。
皆様、心の準備ができたところで、また来ていただけると嬉しいです。
そういえば、夏、酸素不足にならないようにお約束の換気をすると、エアコン効かないですよね。
過酷と言えば過酷。
でも、この高温な感じは、ウィルスにとっても過酷なんだった。
疫病退散!