すっかり夏の気分です。
ランちゃんとの、夕涼みがてらの散歩は、心地よいです。
昨日は、雲が出ていて、銀河中心部方向の星雲探しは、無理でした。
なんか、ホッとします。
今日、午前のクラスには、生徒さんがお二人いらっしゃいました。
久しぶりにお会いできて、うれしかったです。
ホンマに、ホッとします。
そんな時、どこか、のど元過ぎれば的な、自分を感じてしまいますが。
いやいや。
まだ終わってないんだった。
というわけで、久しぶりに、岩田先生の記事を読みました。
「PCR検査論争」が不毛な理由 同調圧力が支配する日本の感染症対策を考える
なるほどな。
今、神戸エリアでは、ほぼ、ウィルスを持った人は存在していないであろうと感じられている訳ですね。
そこは、一致。
ましてや、小野エリアは、マスク付けて歩かなイカンのやろか?って位に思う。
そして、東京では、じりじりと感染者が出ていることからも、まだ、ごくわずかに感染者がいて、下手したら、ここから広がる可能性があるとお考えのようで。
そこも一致。
私が、そんな風に考えるようになったのは、神戸中央市民病院での抗体検査、陽性2.7%、大阪市立大学病院の抗体検査、陽性1.0%、東京での抗体検査、陽性0.6%という結果を聞いた時からかな。
ちなみに、神戸の抗体検査では、他のコロナの抗体と交差反応がある(ほかの風邪に罹ってできた抗体も拾っている可能性がある)もので。
大阪市大は独自の抗体検査で、交差反応は起こらないらしく、東京の検査でもそうだったようで。
感染者が増えている時期に、PCR検査が足りないことで、もっと多くの感染者がいると思っていた。
そもそも、最初の感染者が奈良のバス運転手で、中国人旅行客は乗せたけど、武漢からの旅行者ではなかったんじゃないかな。
それなのに陽性。
その時期、春節で多くの中国人が来ていて、それを考えたら、他にも感染者がいるだろうと普通に思えたのに。
「武漢縛り」を解かなかったこと、クラスターからしか辿らなかったこと、これによって、もっと多くの感染者が、市中にいるのではないかと、感じるようになってしまった。
それでも、私、ずっと、分からない、分からないって書いていて。
当時、1000人の無作為抽出で、PCR検査をして、市中感染率を調べるべきだと、岡田先生がずっと仰ってて。
私もそう思っていた。
そうでないと、ものすごく多いのに出てきていないだけかも知れず、ものすごく少ないのに疑心暗鬼になっているだけかも知れず。
市中感染率を、調べて欲しかった。
抗体検査くらいは、やっているのかと思っていた。
やっていたのは、神戸市立中央病院だったという訳だ。
そして、他で抗体検査をしたのは、緊急事態宣言出た後から、やっとですよ。
おかしいやろ!
実態、分からんのやで。
医療がひっ迫していることだけが、分かっていた。
結局、検査は何のために必要だったか?
日本で、考えられていた以上に感染が広がっていなかったという実態を、証明するために必要だったんだ。
きっと、PCR検査で、1000人サンプリング調査していたら、陽性、0~1人多くても、2人くらいだっただろう。
え?何の冗談?
壊れてんのん?
↑何が?
きっと、そんな結果が、そこで出たはずだ。
それを出しておくべきだったんじゃないの?
神戸での、交差反応があると言われている抗体検査キットでの、2.7%という結果は、無意味だったのか?
この抗体検査キットで、どのコロナの抗体に交差反応が出るのかが分かれば(極端に言うと、東京と東北の献血を使った調査の中に入っているキットなら、それと比較することができる)交差反応込みで、この数値であったと言えるわけで。なんの意味もない事はない。
というか。
「今」を知ろうとした、その姿勢は、本当に、何の力もない庶民からしたら、とても嬉しい。
感染症は、医療関係者だけの問題ではない。
取るに足りない一庶民であっても、その一庶民の問題でもあるんだ。
そういう目線って、どのくらいあるんだろう。
そういう発信が、極端に少ないことに、疑問を感じる。
とまあ、そんな訳で、もっと蔓延しているんじゃないかという恐怖感の中にいた。
調べないからこんなことになる。
ブログのどこかの時点で、本当は、あまり広がってないんじゃないの?って思う瞬間があると書いていたと思う。
幸いにもというべきなのか。
いや、広がってないことは、まだ、リスクのある人がほとんどだと証明されたということでもあるので、幸いにもなのかは分からないけど。
今、兵庫県下では、ほとんど感染者はいないんじゃないかな?
もちろん、一人いて、そこからクラスターが発生してしまったら、あっという間に広がって行く、その危険性は、ずっとある。
岩田先生も、台湾の研究を上げておられて。
重傷者からの感染が多く、軽症者からは少なく、無症状感染者からは、(サンプルは少ない物の)感染は確認されなかった。
やはり、症状がきつい人の体の中では、ウィルスがたくさん増えていて、症状が軽いほど、ウィルスは少ないようだ。
検査のところでは、明確に書くことではないのかも知れないけど。
症状がきつい人の中では、ウィルスがたくさん増えて感染力も強く、当然検査で陽性が出やすい。
症状が出ない人の中では、ウィルスはそう増えておらず、おそらく感染力も弱く、検査で陰性になる可能性も高い。
なので、無症状者に検査をすることは、あまり意味がないと。
そこって、誰か明確に、今のところ、あくまで暫定的にではあるけれど、このように考えるのが妥当であると考えられると、言えばいいのに。
こういうことを、素人が書くのは良くないのかも知れないですが。
それって、軽症者というか無症状者は、ウィルスが体の中でそう増えている訳ではないので、そのわずかなウィルスを、他者がたくさん触れてしまうような状況を避けることができたら、極端に恐れなくても良いということではないのかな?
それは、台湾の研究のニュースを読んで思った。
何もかも、とにかくみんな、とてもとても危ないって、知らなかったら、疑心暗鬼になってしまうでしょ。
そこ、医療関係者さえ分かってたらいいって、感じられた瞬間に、どこか、傲慢さを感じるのよ。
ウィルスが、ゼロにはならない夏、増えてくるかもしれない秋冬に、どういう風に臨めば良いんでしょうね。
できる対策をする。
できる対策を考える。
その時、PCR検査を始め、いろんな検査は、どこでどんな風に運用されることになるんでしょうか?
中澤港教授によると、致命率は、ざっと計算すると、インフルエンザの10~60倍で、決して侮って良い感染症ではないと書かれていた。
今、モーニングショーでは、岡田晴恵先生が、秋冬に備えて、発熱外来を作るという話をされている。
今日は、時間の関係で、チラッとしか見てないけど。
新型コロナか?インフルか?ただのコロナか?確かに、これを分けておく必要性はある。
タミフル飲んで、症状が軽くなる人は、軽くすべき。
肺炎を起こしかねない人は、見分けて用心しておくべきだし、特に感染を広げない注意がいる。
通常のコロナの場合は、急変の心配はなさそう。
多少、どこかに紛れ込んだところで、全く分けず、どんぶりで、どん!みたいなことでは、対処しようがないもの。
ちゃんと、対策、されるんやろか?
岩田先生の、突き放した書き方見てたら、不安になって来ました。
この頃。
中澤教授の記事でも、岩田先生の記事でも、玉川さんのトークでも。
結構、理系君って、鼻につくんやわって思う、リケジョ崩れであった。
説明飛ばすやんか?
それに、同じカルチャーの中で生きている、理系の人間同士では通じることも、そうでない部分は、ちゃんとカバーして伝える必要あるんちゃうん?
同じカルチャーの中で生きている人同士のやり取りでなら良いけどさ。
そうでない人に向かって話すときって、そんなんなん?
岡田先生が一番好き。
気配りの範囲とか、分かりやすく言おうとしてはるとことか。
理系君でなくても、橋下さんも、何か鼻につくねん。
気を付けようっと。
危機の際には、岡田先生について行こうかな。
あ、なんか、凄い結論になったところで。
今日は、このくらいにしといたろ。
皆様、心身ともに、お元気でお過ごしくださいませ。