ガラスじゃないブログを、しばらく止めていました。
というか、さすがに作品展のさなかに書いている場合ではなかろうかと。
今日は、お休みです。
ふく蔵搬入日の後、初日には母を送り出した後に、ふく蔵さんに行き、教室案内を置いてきた。
水曜日は、教室の後にふく蔵さんに行き、プラネタリウムに屋根をつけてみたもののいまいちで持ち帰って、工房で裏面を白に塗装。
木曜日は、夏の銀河の画像をプリントアウトと、銀河の説明をそれそれポスター用の額に入れ、名刺を印刷。
金曜日は、夏の銀河と、銀河の説明を飾り付け、何ちゃんてミニプラネタリウムの屋根をあらためてつけて、手前に暗幕を垂らした。
土日は、店番。月曜日は、教室。
で、今日はお休み。
準備が足りてないんですね。
次回から、ディスプレイ案をもっと詰めて作って置こうと思います。大道具も、前日までに何割か運んで置き、当日、無理なく運べるようにします。
ボロシリケイトの作家さんたちは、ガンケースだったか(銃を運ぶためのケース)ぴっちりと中身が動かないよう固定できるケ―スに作品をじかに並べて、パチッと閉めたらそのまま運べるし、「ショー」にブースを出すときには、そのままパカッと開いて展示できるようにしているらしく。
以前、そう思って自作したケースは使われないままだったんだけど、それにプラスして「ビーズマット」を組み合わせて昨日試してみたら、これが良い感じで。ビーズマット様様だわ。
帰りは、とんぼ玉やペンダントトップを一個ずつ袋に入れることなく、じかに並べて、ぱちって持って帰ろうと画策中。明邦化学のアタッシュケースが間に合ったら、そういうケースが一個増やせる予定です。
目標は、コンパクトかつ合理的に。
この頃の人生の目標は、「自分に過大なことを課さない」なんです。
でも、多分、来年もプラネタリウム関係はやると思うし、今年作ったボックスは再登場すると思います。えへ!
という訳で、今日のガラスじゃないブログは、お昼のワイドショーで見たネタです。
水原希子さんが、世界の美しい顔ランキング100だったかに苦言を呈した話。
どう思った?と聞かれて、「まあ、エエんちゃうん」って思った。
日本人で選ばれたのは、佐々木希と桐谷美玲と石原さとみなんかが紹介されていた。
その内容を聞いた時に、エエんちゃうんって思ったんです。
というのは、顔が好きな日本の女優さんって誰って聞かれると。
私なら、仲間由紀恵、新垣結衣、比嘉愛未とかですね。書いていて、みんな沖縄出身だと気付いたで。あと、北川景子とかも好きですが。
で、選ばれている人が、そこをかすっていないから、エエんちゃうん?って思ったのです。
選ばれた結果は、何かしら、絶対的なものではなくて、どこか星の巡りみたいなものを含む、それで良いんじゃないのかなあって。
この頃思うんですが。
見た目で判断することを、ことさら良くないというのは、良くないと思うんです。
間違いなく、人は、見た目で判断している部分があります。もちろん、判断基準の一部です。
他には、ものの考え方や、知性や、運動能力、コミュニケーション力などなど、多くのことを含めて判断します。
見た目も、その中に確実に入ります。
それを、タブーのように除いてしまってはいけないと思うんです。
それも一つだと、明確に、入れておけばいいんだと思います。
水原希子さんが、そういう発言をすること自体、まあ、嫌いではないです。
気が強そうなその面差しに似合って、自分の気持ちをはっきり口にできることは、一つの魅力だと思う。
でもな、穿った見方をするとね。
彼女の売りの一つが見た目であるからこそ、そういうランキングに、反発をするんだと思うんです。絶対的な物じゃない、もっと美しい人はいくらでもいる。そこに自分が入ってないから怒っている訳ではなくて、なんだか偏りのある基準が嫌なんだって感じている。そんな気がします。
人の顔には、多くのメッセージが入っています。
外から見て、白目が見えているのは、人間だけなんだそうで。
白目が見えるということは、自分がどこに注目しているか、外からわかってしまうということで。
「私はあなたを見ていますよ!」と、コミュニケーションのために、強いメッセージを発するんですって。
野生でそんなことになってたら、獲物には逃げられるわ、油断して天敵にスキを突かれるわ、良いことがないんだそうですよ。
かつて、4年前くらいだったか、ダイエットに成功して20代の時の体重に戻った。
その時読んだ本では、SNSではどんな人がその仕事をしているのか分かる方が良いので、顔写真を載せるべきと書かれていて、自撮りをすると、痩せたのに全然イケてないことにがっかりした。
嘘でもいいから、奇跡の一枚を取れないものかと考えて生徒さんに話すと、奇跡の一枚を撮ってくれる写真スタジオを教えてもらい、行ってみた。
ウワサ通り、こってこてにメイクされた。道を歩くと明らかにおかしいレベルだけど、写真にするとキレイに写ると。で、帰りには、少し落として修正し道を歩ける程度にしてもらって、梅田から小野までの帰途についた。
その時、スイッチが入った。
ここまでやって良いんや!って、メイクを始めることになる。
ビューラーを使うと、とある本によると邪道な使い方を書いてあって、その通りにしていると、4日目くらいに二重になった。一重の人のためのメイクブックも買ったのですが、要らなくなった。
年齢的に、瞼の脂肪が痩せるのと、張りがなくなってしわっぽくなるので、亡くなった叔母は、二重が3重にも4重にもなって、老けて見えて嫌だとぼやいていたんだけど、私の場合、一重が二重になって、折り返ったことで目がぱっちり開いた。ラッキー!
それでもイケてなかった。
口角が下がっているからなんですね。
口角を上げるようにすると、顔の印象が変わった。
口角を上げるためには、いろんな筋肉を動かさないと上がらないので、相当、顔の筋肉の動きが変わったと思う。
その後、ビューラーの邪道な使い方はそこそこにして止めないと、目じり側の瞼がたるむことに気付いて止めました。後は、年齢とともに、崩れていくしリバウンドするし。そうしながら、メイク生活を続けている訳ですが。
口角が上がること、目がパチッと開くことは、結局、内面が元気であることの反映なんだなあと気づいた。
目が開いてなくても、口角が下がっていても元気な人は、もちろん沢山いる。
でも、外から見て、分かりやすいメッセージになっているんだなあと思った。
その水原希子の発言に対して、いろんな意見が出ていたけれど、ミッツマングローブが、知性や意欲などの前向きな内面だけでなく、マイナスの内面もまた美しいと思うと言っていた。
深いな。本当にそうなのかもしれない。
前向きやプラス思考だけでは、人は生きてはいないし、苦悩や恨みなどのダークサイドに引きずられて行く瞬間は誰しもある。
昔は、そんな風に思えなかった。
中学の時、SFを読み始めた時に、国語の先生に純文学も読むように勧められて、無理して読もうとしたら、何にも読めなくなってしまった。
純文学、特に「私小説」に関しては、オッサンのグチを何で読まされるのかと思って、面倒で読めなかった。
多分今も無理だろうな。
自分なりに、自分の限界やら弱さにも出会うことになった訳だけど、人の悩みは多様で、私小説に登場数する悩みは、きっとどこか普遍的でありつつも、自分とは関係のない部分もたくさんあって、めんどくさい。勝手に言ってろ!って思う。
それでも、今なら、苦悩や嫉妬などのダークなところを通って来ることも、限りなく人間的な事だと、しみじみと思えるようになった。
そういう物も、顔に現れる。
顔は判断基準の一部ではあるけれど、ことさら、判断基準に入れることをタブーとする必要はないと思うんです。
ちなみに。
高校2年の時、何故だか図書委員になって、一緒に図書委員をやっていたオタク君が、新井素子のSF小説「扉を開けて」をテーマに、読書会(読んだ本について語り合う会)があるけど、参加者が少ないから来る?って聞くので、それをきっかけにSF小説で、読書の趣味が戻って来た。そこから10年くらいは、SFばっかり読んでいました。良かった良かった、本がもう一回読めるようになって。
そういえば、今回きものリメイクを出してくれている友人、ここら辺の登場人物は、全部わかるな。
このオタク君と友人もヘンに絡んでいて、私を含めて思えばどこかオタク体質が似ているのかも知れないと思う。
そんな顔問題なのですが。
今は、マスクで顔が見えない時代。
これから新しい人間関係を作ろうと思っている特に若い子たちにとっては、不自由な物だろうなあと思う。
何とか、できないもんですかねえ。
で、友人にふとそんな話を振ってみた。
イスラムの人たちは、どうやって結婚相手を決めているのか?
お見合いで、その時は顔を見せるんですって。
あの被り物の下には、どんな服を着ているのか?そういう話も聞いた。
ふ~ん、面白いもんやなあ。
っていうか、何でそんな話知ってるねん?
話の収拾がつかなくなってきたので、今日はこの辺で。
ちなみに、最近「そっくりさんアプリ」っていうので遊んでいると(有名人の誰に似ているか判定してくれるアプリ)、やけに、水原希子に似ていると出るんです。あんなに顎細くない。眉の書き方を、この頃変えているからかなあ。
母に聞いてみた。
「似てると思う?」
「似てへんわ」
「そうやんな」
個人的には、割と個性があって、そこが好きですけど。
石原さとみも、私の好みの顔ではないけど、やや唇が厚めで上唇の感じの個性が魅力だと思う。
個性があって好きな顔と言えば、元フィギュアスケーターの、トマシュ・ベルネルの横顔が、ルーツを色濃く示す顔で、そこが好きです。
という訳で、このへんで。
もうちょっと時間ができたら、ルーシー・M・モンゴメリー(赤毛のアンの作者)の「ストーリーガール」を読みたいです。