明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
画像は、キナリガラスで作ったマーブル「天空の花」です。
銀箔を使った作品で、銀が完全に溶け込まずに銀粉のように残った状態でカトレアの形に仕上げたものです。
部分的に黄変してますけど。
まあ、銀だけに、銀らしい反応ってことで。
新年早々、セキララな発言の連続になりそうですが。
元旦早々、当て逃げに遭いました。
郵便局から出てきたら、凹んでた。
前日の夕方に洗車した時は、凹んでなかったの。
思い返すと、日ごろ駐車場にはバックでは入れず頭から突っ込む人なんです。郵便局でだけ、珍しくバックで入れていた。
傷の位置からして、頭から突っ込んだ時には当てられる確率の低い場所だ。
そういえば、郵便局で停めて車を降りて離れようとしたときに、左側の白いセダンが左側のコンクリートの壁を回り込むように右側(私の車の側)に大きく膨らんで左に曲がろうとしていたところまでは見ていて、その際に白のセダンの右の後ろが私の車の左前のドアに当たったんだろうと思った。
当たった瞬間に、私を呼び止められるくらいのタイミングだったと思う。
あまりに悔しかったので、警察に届けた。
郵便局のカメラは、私の車の方を向いていなかったそうで。
調べてもらえたので、できることはやったし、もう忘れることにする!
っていうか、傷見たら思い出すんですけどね。
みすぼらしい。でも、修理代が痛すぎる。今はムリだ。
ドライブレコーダーを付けることを、真剣に考え始めました。
もっと大ごとになった時、きっとあった方が良いんだろうって、思い始めた。
思えば、時代は変わったね。
証拠が残せる。
もっと早くつけていれば!
そんなことも考えたお正月でした。
年末に母が救急に運ばれて、入院しました。
処置も終わって落ち着いているので、貧血が治ったら退院できると思うんですけど、高齢者はこういう小さな体調の崩れの影響が大きいので、油断はできません。
荷物の受け渡しの10分だけ、病棟には入れるので、母の機嫌を取りに一日に一回は行っています。
母がいないとなんだか寂しい。
しょうもない物でも、好きな物を作ると子供みたいに喜ぶので、子供だましのお正月のご飯を作ろうと思ったんですが。
正月メニューを、ほぼすべて却下して、正月早々、手抜きのお酒のアテみたいなご飯を食べて飲んだくれています。
思いっきり、朝寝をしています。
で、ランちゃんの夕方散歩(昼間のはずが、気づくと夕方になっている)をすると、日が暮れている。
思いっきり読書をしようと思っていたのに、なぜか、時間が過ぎているのでした。
あ、採取本能全開で、ヤシャブシの実なんか拾っているからですね。
どれだけ染めるねん!
売れるくらいあるわ!
みたいな勢いで、ヤシャブシの実を拾っています。
ああ、今年の正月はこれだった。
見つけるたびに、脳ミソの中で快感物質が出ています。
ガチャガチャにハマったときに、欲しい物が出た瞬間の興奮に似ている。
さて、問題は、本当に染めるのかどうかです。
よくある事ですが。
年末に、ぎりぎりまで作品作りをしようとしていたのですが、母の体調が崩れて、嫌な予感がして作品作りを3日ほど早く切り上げて、タグ付け作業にかかったのですが。
そこから4日後に、年末の救急しか開いていない時期の今の救急を体験してしまった。
最初は、いつもかかっている回復期の病院で主治医の先生が勤務されている日だったので、先生が急性期病院に連絡を取ってくださって入院の段取りがされて、私が回復期の病院から急性期病院に連れて行くはずだったのが、予定時間を家で待って調整していたら、救急車で運びますと連絡が入った。
どうなるかと思ったけど。
いつもかかっている回復期の病院で、離れた部署の看護師さんにコロナ陽性が出ていたので、病院の患者ということで母のPCR検査の結果が出るまで処置を待つことになると説明を受けた。
で、私のことを同居家族だと最初は思っておられなくて(大体は、施設から運ばれるパターンが多いようで)、同居家族と分かった時点から、母の陰性が確認されるまで、私との対応も陽性の可能性ありという対応に切り替わった。
疑ってるのか!
とか怒り出すオヤジとかいるって聞くけど。
そりゃそうやなって、思った。
回復期の病院では、かなり広範囲でPCR検査をやっているので、逆に確率低いんちゃう?くらいに思っていたんですけどね。
急性期の病院の人々は、内部事情まで分からないので、念のためってことなんですね。
結局その日は、手続きだけやって置いて、用意していった着替えなどは持ち込めず、翌日の結果待ちになった。
で、翌日、連絡が来た時には処置の同意をしていたので、全て処置が終わっていて、透析をやり直していた。
顔を見た時には、けっこう元気だった。
貧血があるので、しんどそうだったけど。
とまあ。
日頃入ることのない、臨時に作られた発熱患者家族の待合室なんていう場所にも入ることになった。
コロナ受け入れをしていない急性期病院も、大変やなあ。
中の病棟に入ってしまえば、穏やかな空気すら流れているのに、まさに水際は、手間が増えて本当に大変そうでした。
でもな、ここ緩めて、病棟にコロナさんいらっしゃい状態では、おちおち入院させてられへんやん。
それでも入り込むんやから、ホンマに大変。
ただ、このくらいの空気感なのは、小野だからだろうと思う。
神戸の通勤圏ではあるけど、まだ、散発的なクラスターしか起こってなくて、家庭内感染で高齢者が陽性になるというケースがまだ起こってないから。
家庭内感染で高齢者が陽性というのが増え始めたら、もう一段警戒は上がると思う。
そんなこんなで。
あとは、年明けで病院が動き始めたら退院の手続きが取れるようになるそうで、それまでは、母にはぼちぼち機嫌しててもらうしかありません。
私には一切選択の余地はなし。
なので、これはもう、降ってわいた冬休みだと思うことにして。
母がいない内にしかできない「朝寝をする!」がテーマのこの頃なのでした。
仕事が一段落するまで先送りにしていた買い物を済ませました。
行ってみて混んでたら止めようと思ったのですが、ガラガラだったので。
天体観測用メガネを作りました。
遠近ではなくて、単焦点で遠くだけ見る眼鏡。
8日に仕上がる予定です。いつ、西はりま天文台に行けることやら。
ソーダストリームを買いました。
ソーダのペットボトルが大量に溜まる人なんです。
コスパもだし、ペットボトルの処理も面倒だし。
買って、設置もすぐできて、速攻で作ってみて、飲んだ。
あ、炭酸。
欲しい欲しいと思っていた時には、ものすごく盛り上がっているのに、手に入れてみれば、いつもの変わり映えのない炭酸で。
欲しい物を手に入れた瞬間の「あるある」ですな。
後は、明日、ゆっくり読書ができたら、かなり充実したお正月ですね。
そうそう。
しわ対策も、先送りしていたものの一つですが。
それは、また後日。
そんなスタートを切った2021年ですが。
どんな一年になることでしょう?
時々、ブログにも書いていますが。
不謹慎にも、自分がSF小説の中に入り込んだような気持になるこの頃です。
身近に迫って来つつあることも感じつつ。
もっと逃げようのない、一瞬で命を落としかねない脅威ほどではない緩さ故なのか?
それでも、全く脅威を感じていない訳ではなく。
自分を含め、知人だって、ハイリスクに入る人はいるだろうと思う。
そういう人に害が及ばないことを祈りつつも。
日本の対策の遅さが、漫画みたいに感じられます。
何故なんだろう?
単純に、正常性バイアスなのか?
それとも、PCR検査は治療の必要のある人にだけすれば良くて、それ以外の人に検査をすることは非合理的と感じている医者が為政者の周りにいて、強い影響力を持っているからなのか。
重症化を防ぐための薬があって、症状が出たところで素早く検査をして、お薬を使って重症者を減らせたら、おそらく医療崩壊もないし、ぼちぼちと日常を取り戻せる気すらします。
が、なかなかそうはなって行かない。
昔の私なら、そこを単純にもどかしいと感じていたと思うんだけど。
今は、ただただ、人間て合理的には動けない生き物なんだなあって、しみじみと思う。
若者が自粛しようとしなくなっているって言われている。
自粛している若者もいると思うんだけど。
ただ、どういう見通しがあって、いつまで何のためにそうするのかを、きちんと示せるリーダーがいない。
一つの答えだけでなくて、A案、それがダメならB案、それでもダメならC案と、俯瞰した見通しと一緒に自粛要請をしないから余計に納得しないんだろうなあと思う。
言うことを聞かない若者が愚かだという考え方もあると思うんだけど。
その行動が圧力になって、動きが悪い大人に変容を迫る結果になる。
事実は小説より奇なりって言うけど。
本当に、なんてものを見せられているんだろうって、日々思う。
どうする?って聞かれて。
それでも、日々、工房に篭って作品を作るんだろうなって思う。
年明けに、工房に物を取りに入った時。
せっかくお正月に時間ができたんだから、やりたいことって何?
ちょっと、納品とか関係のない物をちょこちょこ作りたいかもって思った。
他にもやりたいことがいろいろあったので、ガラスを溶かすのはやめた。
そう、作品を作れることは、きっと幸せなことだ。
ナショナリズムが強まっていると感じた時、テレビで同じようにキナ臭いと感じていると発言している人がいるのを見た時、万が一、戦争なんかが起こったら、ガラスなんてやってられないんだろうなって思ったんだけど。
まだ作れる。
落ち着いたら、昔の知り合いを誘って、星も見に行こう。
その前に、行けそうだったら、友人と飲みに行こう。
冬場は、まだ、我慢かなって思うけど。
眼鏡ができたら、冬の星座を新しい眼鏡で、ランちゃんと見上げよう。
自分に元気が残っている間は、まだ冒険は続くなって思った年明けでした。
良い方向に、物事が転がって行きますように。