カエルの子はカエル

 今朝のモーニングショー、切り口が面白くて、見てよかった回でした。

 今日やっていたのは、東大生の企業が増えているという話。

 何か、その話を聞いて、ホッとした自分がいた。

 

 というのは、玉川さんと私は、会社員になった年が一緒みたいなんですけど。ちなみに私の方が実年齢は若い。

 その時代は、大企業志向が強かったです。

 東大に関しては、官僚という選択肢や、大学院に残ってポスドクから教授、またはポスドクから他の大学の教員というのもあるんだって。

 私たちの頃は、理系でも金融系の情報の仕事に就く人も多かった気がする。

 いろんな企業が調子が良かったので、就職が安定を約束していたような時代だったんだけど。

 今は、ぼんやりと生きていて、そんな時代じゃないなあと思う。

 企業が、いろんなものを生み出していて、世の中がどんどん便利になったなあと思える時代があったんだけど、あまり新しいところが開けてこない感じがしている昨今、いろんなジャンルで新しかったものが、日常的に一般的になってしまって、すっかり目新しい感を失っていく。それをコモディティ化と呼ぶそうなんだけど、それによって高付加価値を生み出せていないのが現代だと感じていた。

 日本で、実質的な給与が目減りしてきている、そのことの原因はいろいろ言われているけれど、究極は、コモディティ化の蔓延こそが原因だと思う。

 だって、目新しさがないから付加価値が付かず、利幅が目減りして、そこで働いている人の報酬が減る、それって当たり前。

 一時、宝塚スターが小粒化していると言われて、宝塚歌劇団の学校の入試が変わったことがあった。

 いろんなレッスンを受けて、一定レベル以上の人ばかりを採っていては、小粒化するんだって。

 既存の教育の範疇で高得点を取れること自体が、測りやすい基準で取っていることで、本当にポテンシャルが高い人を取れる基準ではなかったんだってこと。

 一時、大企業が調子が良かったとしても、松下なら松下なりに、ホンダならホンダなりに、起業した時に新しいことをしてやろうという意欲に燃えていた時期があったはずで。

 戦後の何もない時代には、起業するしかなくて、しがらみや使い古された成功体験にしがみつくことなく、新しい物を作り上げることができた。

 バブルからバブル後、楽して得したい、寄らば大樹の陰って言う発想が多くなってくれば来るほど、新しい物が生み出せなくなっていった。

 誰かが、新しい物を生み出そうとしたらいいのだけど。

 

 その「誰か」の一部が、東大生だったって話だ。

 良かった。

 そういう人たちが新しいことを始めたとき、もう少し凡庸な人たちの力も必要になって、そこで多くの人が働いて新しい物を共に作って行ったとしたら、日本にも希望が出て来るよね。

 そうして日本が少しでも豊かになったら、微かなおこぼれで、とんぼ玉を買ってくれるお客さんに豊かさが回って来るかも知れないもんなあ。

 本気で、期待しようっと。

 

 このコーナーの中で、慶應義塾大学の先生のコメンテーターの人が、経済学でいう「ピア効果」の話をされていた。

 一緒にいる人と、いろんな傾向が似てくることなんだそうです。

 何の値がって例に出されていたかな。

 はっきり覚えていないんですが。

 身近な成功体験を見ていると、自分にもできるんじゃないかって強く影響を受けるんですって。

 ネットでピア効果を検索すると、出てきたページで紹介されていた話は、範囲が限定されて矮小化した話になっていて今いち面白くなかったけど。

 そばにいて影響しあうもの同士似るんだなあって、当たり前と言えば当たり前なんだけど。

 

 そういう話になった時、自分は負のピア効果に引きずられていたんじゃないかと、後ろ向きなこともつい考えてしまう。

 ウチなんかは、長男が家を継ぐべきだから、上の学校にやると家に残ってくれなくなるとか、女の子を上の学校にやると頭が高くなって嫁の貰い手が無くなるとか、とにかく、自分たちの手元に置いておきたい意識が高くて、そういう物に引きずられていた感はあって。

 そうなって来ると、怠け者でヘタレな私は、それを良いことに家で楽する道を選んでしまう。

 が、きっと他にもあったんだろうな。

 私が、結局モノづくりをしているのは、そろばん職人だった父の影響なんだと思う。

 結構、そろばんの作りも、細かいところにうるさかった人だった。

 そして、兼業農家の貧乏な家の息子にしては、カメラ小僧だった。

 私自身も、カメラ好きだし、天体望遠鏡も、今も新しいのが欲しい。

 そういうところは、きっとそれで良いんだろうな。

 そう思って見まわすと、小学校の先生の息子は大学教員になっていて、医者の息子は医者になっていて。

 それはきっと遺伝だけでなくて、ピア効果というカルチャーの伝搬なんだなあって思う。

 

 いや、今日のテーマは、そこではないんですよ。

 美容。

 友人に、こっちへ来い、こっちへ来いと手招きされている。

 ほら、フトコロが寂しい物で、そこへあんまり行けないんですけど。

 でも、自分で一から美容関係の情報収集している暇なんて、結構ないっていううか。

 友人は、全く自覚がないようなんだけど、世の中の多くの人は、美容の知識や美容への意識は大したことないと思うんだよね。

 どう思うと聞いたら、そりゃ美しくなりたいし若さは保ちたいと人は言うだろう。

 でも、それを実現できるだけの合理的な知識や判断力を備えているかというと、きっとそこまではない。

 だから、美容のエキスパートは、相手の実現できるレベルで、優しくかみ砕いて実現可能なものとして提供するしかない訳で。

 いやそれを言えば、医者もそうだなあ。

 インフォームドコンセントで、そんなものくらい、ネットでいくらでも調べられるのに的な話になって行ったことがあって。

 でもな、先生。アナタは広範囲の知識を一通り身に着ける時期があったことで、全体を俯瞰して診ることができて、自分が欲しい知識をどのあたりから探したらいいのかっていう方向性を、自分の中で整理できているでしょ。だから探せるのよ。さらに言えば、医学的なことを調べようとしたら有用そうなサイトで、あなたは医療従事者ですかって最初に質問があって、NOと答えたら入れてくれなかったりするんだよ。

 なので、エキスパートは周りに期待しすぎているケースがある。

 いや、逆に、周りに期待しなさ過ぎているケースがあって。

 昨日の母のカテーテル処置の結果説明の先生は、赤子にかみ砕くみたいに簡単に説明しようとして、いや、一般的な人が知っている程度の知識の範囲では、もうちょっと比喩的でなくて、具体的に説明した方が分かると思うよって思った。なので、「私はそんなに頭は良くないですけど、比喩的すぎるとかえって分かりません」って、お伝えした。嫌な感じだったかな?まあエエわ。

 あ、脱線しましたが。

 そんな訳で。

 ここに、美容に詳しい友人がいる時。

 せっかくなので、ピア効果に素直に乗っかって、そっちへもう少し行くというのも、良いのかも知れないなあと、また頭でっかちに考えていた。

 うちの犬も、初めてのおやつをやろうとすると、初めての匂いには、私が差し出しているのに警戒して、クンクン臭ってから恐る恐る口にする。めんどくさい犬なんですけど。まあ私も、とりあえず乗ってみるって感じではないですねえ。

 乗ってみようかな。

 だって、未知の世界は面白そうだ。

 介護の世界も、あの時は無自覚だったけど、ある意味、未知がいっぱいで興味深かった自分がいたと思う。

 それを言えば、新型コロナで起こった一連のことも、とても興味深いと思っていた。

 こんなところで書いてしまうと、どんだけきれいになれるねんってハードルを上げてしまいかねないんだけど。

 そこはまあ、あまり期待しないでいただくとして。

 美容と共に、最近リバウンドして緊張感が壊れてきた体型も、再びダイエットに挑みたい気がして。

 暖かくなって少し元気になって来たので、体が欲するからとか言い訳して甘いものに走っていた暮らしも改めたい。

 どうなるかなあ?

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