この頃、一人ヒートアップする、検索エンジンもやっと問題です。
あ、そういえば、このホームページを作ってくれた人には、もやっとを訴えています。
ジャンルとして、検索にかかるというのは、重要な問題なので、訴えた際の食いつき感が良くて、うれしい。(^^)
ネット対策の一環で、新しいホームページが必要だって、まじめに思ったので、去年、作ってもらったんです。
「検索にかからない問題」を意識したのは、2回です。
最初は、数年前、対策のため「ブログを書こう」って思った。
2回目は、2年ほど前。
2回目に関していうと、ホームページにメタを埋める、ブログにタグをつけるなど、基本的なことができてなくて、生徒さんに、めっちゃチェックされました。
ただ、その時は、何で「メタ」とか「タグ」とか、昔はいらなかったものがいるんだい?って、思ったわけですが。
ほどなく、自分で気づいた。
ネット上の、ホームページが、昔と比べて格段に多くなったので、より多くの中から、キーワードにヒットするものを探さなくてはいけなくなったということなんだね。
ちなみに、「メタ」というのは、ページのソース(ページの内容を表している、プログラムみたいなもんですね)の一番最初に付ける。そのページは、なんていうキーワードで検索をかけたときに見つけて欲しいかという、キーワードを、羅列したものです。
例えば、このブログに関していえば、内容的には、「ネット検索」ってとこですかね。
他のワード、例えば「食いつき」とか、そういうワードで検索した時には、別にひかかって欲しい訳ではないですもんね。でも、「食いつき」を検索する人って、どんなジャンルで、何目的や?釣り付きの人とか?(^^;
タグというのも、目的はほぼ一緒ですね。
キーワードに一致するものを、つらつらと長い本文全部の中から探していては、この中身は、どういうワードで検索されたときに、「あたり」って、みなされるのが良いのか分からず、本文のほかのワードで無駄に検索結果に上がるのは、検索をした人も本文書いた人も、うれしくはない。
それで、「メタ」や「タグ」がある訳ですよね。
昔、「とんぼ玉教室」「兵庫県」という2個のワードで検索した時、東京のトンボ玉ショップでとんぼ玉を買い、兵庫県の姫路城へ観光に行き、英会話教室の無料体験をした人のブログが、上位に挙がって来るみたいなことがあって。
検索エンジンのバカ~~~!!!
って、毒づいたものでした。
で、このどういうワードで検索して欲しい?っていう希望を、ちゃんとページの頭のところに書いてあるページしか、もう見たくありませんって、検索エンジンが言っているってことなんですよ。
だったら書かなくっちゃ。
「とんぼ玉教室」「ガラス工芸教室」「バーナーワーク教室」「兵庫県小野市」「兵庫県南部」「神戸近郊」など。
そしたら、メタやタグをつけたら解決なのか?
いえいえ。
全然見つけてもらえません。
「ステンドグラス教室」「兵庫県」と検索した際には、本来上がって来るべき実在のステンドグラス教室のサイトは上がって来ず、旅行でガラス細工体験ができるところとかが、上がって来るんですよ。
なぜ、ドンピシャで、「ステンドグラス教室」「兵庫県」を満たすものが上がって来ず、ちょっと似たジャンルのあいまいなものが上がってきてしまうのか?
それは、探している側の人にとっても、残念です。
「いや、地元やから旅先でもないし、そんな体験したないし。ステンドグラス教室、ないんやな。」
「いやいやいや、ありますって~~~!!!」
とまあ、そんな状況の中、検索にかかるべく、努力をする。
「ラーメン」「神戸市」って検索した際、例えば、全部きれいにラーメン屋だけが、検索結果として上がって来てくれるなら、ラーメン屋同士の戦いになる訳で、ちょっとでも、あっちの店より先に上がりたい!って、思うかもしれない。
ところが、実際には、「ステンドグラス教室」は、「観光の際にできるガラス細工体験」やら、かすっているようで外している検索結果と、上位を争っているのですよ。
ああ、検索にかかるべく戦うのは、競合するライバル店ではない。
何か得体のしれない、かすっているような実際には競合しない、何者かと、検索の上位を争うことになる。
そのために、本来の製作時間を削ってまで、検索にかかろうと努力する、ワタシゃ何と戦っているんだろうか?(TT)
見つけてもらうために、ネット検索の対策をしたり、SNSで発信したり、セルフプロデュース力とやらが問われる。
最近、そういうところに忙殺される、クリエーターさんの話を、割と聞く。
本来の製作以外のところで、やることが多すぎるという話を、聞くことがあるとおっしゃっていた人がいる。
何か、何かね。
どうせなら、競合するホントのライバル店と戦いたいもんである。
いや、できれば、戦わずして、検索結果の最初の方に上がって欲しい。
あ、振りが長くなった。
で。
じゃ、何で、検索エンジンは、ドンピシャでない周辺を微妙に掠るような内容のものを探し当ててくるんだろう?
この検索は、ある意味、正解不正解が、ものすごくはっきりしている検索です。
「ステンドグラス教室」「兵庫県」と検索した時。
兵庫県以外のステンドグラス教室では、不正解。
兵庫県のガラス細工体験では、不正解。
兵庫県のステンドグラス教室でも、ホームページのメンテの手抜きしててぼろぼろのホームページしかなくても、正解。
なんですよ。
探す方からすれば、そういうところをきっちり探してくれる方が、うれしいんです。
もちろん、探される方もです。
仮にどんなに目立ちたがり屋だとしても、北海道の人がとんぼ玉教室を探しているのに、うちのが間違って上がっても、うれしくはない。通えない。
掠るような検索結果を上げてくる理由は、「正解と不正解が明確でないことを探している人のための検索のルール」だからなんです。
あいまいさを含んだ表現でも、探している人に役に立ちそうな範囲の情報を、うまく探してくるため。
だから、ジャンルが似ているんじゃない?っていう内容で、日ごろから検索頻度が高いところって、あなたの役に立ちませんか?
そう、検索エンジン君が、気を利かせて、探してくれている。
それが、ものすごくありがたいことだってあると思うんです。
だから、「ステンドグラス教室を兵庫県で探しています!」っていう、正解不正解がはっきりした検索と、「この体の不調って、理由何なんやろ?」みたいなぼんやりした、答えがあるかどうかわからない検索とを、同じ検索エンジンを使ってやるから、こういうことになるんだわ。
先日、ランちゃんの散歩の最中に、気づきました。
例えば、「今すぐお昼ご飯を食べたいんだけど、大体この感じのお店って、この近くにある?」って聞いた時、大事なのは、早さです。
あなたの要望にぴったりのお店、見つけましたけど!って、2時間後に答えが返ってきても、困るんですよね。
でも、時間がかかってもいいから、もれなくこのエリアにある、なんらかのホームページを持っているステンドグラス教室を全て、教えて欲しいの。っていうのに大事なのは、半日かかってもいいから、より正確で漏れのない結果なんです。
そして、漠然とした答えがあるかどうか、どこまでを答えとするかがわからないような内容に関する検索は、「ワードの完全一致以外は必要ないから切ってしまえ!」では、本当に役立つ情報が、上がってこないかもしれない。
だから、なんです。
検索エンジンは、検索内容の特徴によって、探しかたが何種類かあって、使い分けられるべきなんじゃないのかと、思いました。
今のあいまいさを含んだ内容を上げてくる検索エンジンは、制作者のロマンが背後にあったような気がします。
なぜなら、限りなく、AIを実現したかった意図が、背後に見え隠れするんですよ。
ワードの完全一致以外のものも、上がって来る。
ここら辺、ワードは完全一致してないけど、ホントはお役に立ったりはしませんか?
そういっている。
ああ、AIを実現したかったんだなあ。
ネットワーク型につながった、広大な情報の海の中を、ダイブする。
ネットって、サーフィンって言いますよね。
本当は、30年くらい前のSFの世界、ジャンルとしては、サイバーパンクといわれたジャンルでは、ネットは、ダイブするものだったんです。
ネットワークでつながったコンピューターの広大なデータの海へ、身を投じる。
ずぶずぶと体ごと、仮想的な海の中へ。
そんな時代から、つまり、第2次AIブームのころから言われていた、ネットワーク型のデータの中から、条件検索で、より正解に近い物を見つけてくる、その考え方にたまたまはまったのが、のちに爆発的に普及した「インターネット」というネットワーク型のデータから、キーワード検索をするという検索エンジンだったってことなんですよね。
だから、10年以上前に、検索エンジンを使いながら、ああ、あの頃の条件検索の考え方が、一つの形で実現したんやなあって、しみじみ思った。世の中のどこかで、こういうことを実現してしまう人がいてはるんやなあって。
そういうあいまいさを含んだ検索は、きっと、今の第3次AIブームで発展する技術で、より良い検索結果を見つけ出されるようになるんじゃないだろうか?
一方で、明確に正解不正解のあるジャンルでは、ネットワークの中にホームページのデータを持ちつつも、ツリー型の索引のところにリンクを張るという方法の方が、より最適のように思えます。
ただし、ガラス工房アクアグリーンの業種は、「とんぼ玉教室」と「ガラス作品の創作」の2種類です。あ、「とんぼ玉体験」とか始めたら、もうちょっと増える。
なので、純粋なツリー型でなくて、複数の属性を持てなくてはいけないので、ツリー型の変形のデータになるとは思うけど。
さて、探す人が探しているこのキーワードは、あいまいな結果が欲しいのか?、正解不正解がはっきりしている結果が欲しいのか?、どういう種類の検索なのかを、探す人が設定できても良いし、探す人が分からないなら、AIがそこを察してくれて最適な検索の方法を決めてくれてもいい。
そうして、これからは、検索エンジンの探し方の種類が増えてくるんだろうと思う。
例えば、ランチを今探しているときは、候補を全て網羅しなくてもいいから、素早く候補を上げてくれるもの。
例えば、習い事を探すときは、エリア内にあるものを網羅すべく探しつつ、求めていない内容のものを表示しないという物。
例えば、マニアックな興味で、何か調べ物をするときに、関連するキーワードに絡むものとその周辺を、広く集めたいとき。
場合によっては、検索にとても時間を費やすることになる。なぜなら、ネットワーク型のデータを探すというのは、鼠算っていうんですかね、あんな感じで、探す対象を広げようとすると、経路の数が、爆発的に増えることになるから。
待たないと、得られない結果もあると思う。
「そんな大変な検索、さすがに有料ですが」って言われても、今まで探せなかったような探し方ができるなら、そんな選択肢があることは、凄くうれしい。
そういう風に変わっていかないと、今のままでは、すでに使えないシステムになろうとしている。
ネットの世界はそれでも存在するし、これからも広がる可能性は大いにあるし、その資源を使わない手はない。
もっと、もっと、本当に欲しい情報に当たれる検索エンジンが実現する日を想像すると、わくわくが止まらない私がいる。
SFの世界に胸を熱くした、大学生の頃を思い出す。
ああ、ロマンだわ。
と、一人、変な妄想にふけりつつ。
ハッと我に返って、ミンネのプロフィール欄を少しだけ変更してた私がいたのでした。
へっへっへ。(^^)
とまあ。
IT技術の専門でもなんでもない、昔SFを読みふけった、リケジョ崩れのトンボ玉作家の、暴走する妄想でした。