ガラス用のバーナーで、1機種だけ、カセット式のガスボンベを使うバーナーがあります。
ガス設備のないところで使えて便利なのですが。
気づいた時には、メーカー廃盤になってました。
今は、加古川教室で使ってます。
姫路と三宮のKCCを閉じたので。
今数えると、14台、買ってたんですね。
数ヵ月前に、生徒さんにお分けして、13台が手元に。
予備を含めて、手元に7台残すことにして。
1番初期に買った6台を手放すことにしました。
正直に書いてしまうと、かなり年期が入っている。
不具合があった物もありました。
炎がおかしい物も。
火が出る頭の部分は、こんな風に、外れます。
外れにくいものもあって。
カーボンの潤滑剤しか目の前になくて、隙間にそれを差すと、整流板(白いスノコみたいなの)が、黒く汚れてしまったり。
外れるようになって、ひと安心。
が、立ち消えが起こる。
もう使えないかと思って諦め。
翌日、思い立って、整流板を交換したら、立ち消えなくなった。
中を開けてみたら、空気をコンプレッサーから送るホースが折れてるのがあった。この子、メーカーにオーバーホールに出した子や。(とある痕跡から、間違いない)
直せるんやろか?って、慎重になったものの、ダメ元でやったら、簡単に直った。
多分ですけど、Y字についてるホースが、わずかに、長くて、押し合いっ子して、折れたんだと思う。大は小を兼ねない!
少し、短くしておきました。
炎の加減は、ちょっとのことで変わる。
例えば。
整流板が、欠けた。
金属の網が破れた。
網にガラスがついている。
整流板や網を交換したさいに、ネジ込みかたが悪くて、ちゃんと閉まってなくて、頭の部分が、元の位置より、ほんの1ミリ位高い位置で止まっている。
交換の際に、空気が出るノズルに当たってしまって、少し向きが変わった。
交換の際、整流板と網の重なりかたのちょっとした加減で、空気の流れがおかしい。
など。
ま、一通り、自分でやらかしました。
不具合の個体と思っていたら、ネジがちゃんとはいるように手直しして、ちゃんと嵌めこんだだけで、炎が元に戻ったことも。
なので、カーボンの潤滑剤も、揮発性の溶剤が、空気に乗ったかも知れんと思って、交換したんです。
もっとダメかと思っていたけど、どの子も、十分使える状態でした。
いよいよ、使えないかという局面は、きっと、中のコンプレッサーの威力がどうしょうもなく、低下してい待ったときか、カセットガスを差し込む周辺の変形で、ガスがちゃんと出なくなったときかですかね。
もう、中古を買う以外入手できないものになったんですが。
理想を言えば、ガスを入れるところの上に、ファンをつける改造がしてある方が良いと思う。
がっちゃんがっちゃん、カセットが冷める度に、入れ替える動作で、いためそうやし。
A3さんで、改造してもらえます。
もう1つ、コンプレッサーを痛めないためには、前についている空気調整のツマミをマイナスに回して、コンプレッサーが作動してるのに、空気を出ない状態には、しない方が、良いと思う。
コンプレッサー内と、ホース内の、内圧が高くなるので、繊細な延びる素材が、駄目になりやすいかも。
ついでに言うと、取説に書かれているように、ガスを止めて炎を消したあとも、しばらく、空気を出して、熱くなったバーナーの頭が冷めてから、空気を止めた方が良い。
多分、スノコなんかを冷ますため。
溶けたがらすを落としたら、とにかく、ガスを止める。
溶けたガラスに、それ以上、熱を加えないため。
整流板が金属じゃないので、上から叩いたり、水をかけるのも、多分NG。
ついたガラスをちょっと引っ張ってポロっと取れたら良いけど、取れなかったら、無理に引っ張ったら、網を破くおそれがある。
ガスを止めて、炎を消して。
気休め程度ながら、うちわであおいで冷まして、天に祈る!きれいに取れて!
他にも、あれこれ、ご機嫌を伺いながら使うためのあれこれは、かなり学習したかも。
この辺を、お分けする生徒さんに説明して。
機嫌良く、動いてもらいたいですね。
今から、あちこち手を広げようという予定はもうないので、設備のない教室は、もう、加古川だけで良いかな~って思います。
ちょっと、部屋が広くなるかも。