ふく蔵さんの作品展のDM用作品を、制作中です。
テーマは、「宇宙」です。
何にしようか考えたのですが、いつも、その時のマイブームで決めてきてはいませんでした。
何か受けそうなテーマにしていた。
今回は、ふく蔵さんの最終回と決めたので、ストレートに、今のマイブームにしてしまおうと思ったんです。
星を見ています。
ランちゃんの散歩のときに、星を見上げて。
ただ、今月は、月が暗い観測向きの時期は、毎晩、お天気が悪かった。
月が明るくなってから、キーンと冷え込んで、お天気が良くなって来た。
こういう間の悪さは、まあ、あることです。
星は、作品を作ろうとしていたわけではなかったんです。
いや、犬もかなあ。
好きなものを、好きだから作ってますっていうのは、とても素直に思えるけど。
なんか、「好き」を「売り」にすることって、純粋に「好き」な気持ちを、不純なものにしてしまっている気が、どこかでしていた。
とか言いつつ、正面から頑張ることを、逃げていたともいえる。
前にも書いたかもしれないですが。
身近な人が、プラネタリウムのある施設に、採用されることになって、「良いな~、プラネタリウムのお姉さんや」て、勝手に盛り上がっていた。
でも、諸事情あって、彼女は採用をお断りすることになった。
悩んで、まじめに決めた答えだったと思う。
で、外野の私が、がっかりした。
で、気づいたんです。
自分がやりたかったんやなって。
で、西はりま天文台友の会に入会となった訳です。
一応、ブランクがあるとはいえ、経験者なので、写真で見るような星雲や星団は、望遠鏡ではあんなふうに見えないことは知っていた。
なので、「天の川を、肉眼で見よう!」を一つの目標にした。
ま、お仕事以外の人とのかかわりを求めるのに、良い場所かも知れないと思った。
そのくらいの、緩めの感じで始めたんですけど。
宇宙論が、面白くなって来た。
専門的なことは、さすがに難しくてわからないけれど、その周辺で、うろうろしている感じ。
ランちゃんの散歩が、夜になってから、見るともなしに、星を眺め。
西はりま天文台友の会に入会し。
いろんな宇宙の話を聞けたり。
天体の画像を見ようと思って本を買って見ていると、一通りの流れに沿って、この頃の宇宙論の話が書いてあって。
天文同好会で、宇宙の話をよく聞いていた頃から、30年が経つと、宇宙論がものすごく進んでいた。
そんなことまで分かるんやって、思った。
そして、まだ、宇宙のことは、分からないことだらけなんだなあっていうのも、漠然と分かった。
結局、宇宙は、リアルに作るのは、難しい。
でもって、何か、もやっとしたものを作ると、何となく、宇宙っぽく見える。
結構、難しいテーマに突っ込んで行ってしまっているのかも。
適当に作ったものを、撮ってみました。
試作品ですらありません。
でも、何か、それらしく見えるでしょ。
何とでも、解釈できる。
う~。
具象的に、「魚」とか「クラゲ」とかの形がある方が、まだ、目標としては見えやすいかも。
ホンマに、私はどこへ向かうんでしょう?