今日もまた、ネオワイズ

 しつこいです。

 まだ追っかけてます。

 良く晴れた、暗い空で見たいです。

 天体観測には、「シーイング」という言葉があります。

 大気の状態で、天体の見え方の良し悪しが決まるのですが、その見え方のことです。

 いわゆる、シーイング最悪です。

 インスタで、見えなかったので北斗七星を撮りましたって流れてましたが、北斗七星のすべての星が見えてるなんて、天候としたら最高やん。

 絶対見えていたと思う。

 方向間違えずにシャッターを切っていたら、写っているはずだけど、それと判別できないだけだと思う。

 今時のカメラはすごいです。

 私の目には見えない星を、写し出します。

 その星をチェックして、双眼鏡で探します。

 今日は、「コメットブック」というアプリの星図と、写した画像を見比べて、写した画像の雲の形を頼りに、彗星を探しました。

 ありました。

 途中から、かみのけ座の「メロッテ111」という散開星団が、横に見えていることに気付いた。

 コメットブックの今日の彗星の位置のスクリーンショットです。

 部分過ぎて分かりにくいですが。

 ベネトナシュという名前の星が、北斗七星の柄の部分の端っこの星。

 ミザールが、2番目の星です。

 下の方のデネボラは、しし座の一等星。でも、今日は低空過ぎて見つけにくかったので、探すためには使えなかった。

 雲の多い中、うしかい座のアークトゥールスは、良く見えていた。心の頼りですね。

 今日、もっとも役立ったのは、りょうけん座のコルカロリです。

 コルカロリから下に辿って、少し左にいてた。

 苦し紛れの今日の一枚がこちら。見やすいように、コントラストと明るさを上げてます。

 真ん中より少し左下に、彗星が写っています。

 左の方に、星が固まっているのが、大きな散開星団メロッテ111です。去年の秋に気付いて、よく見ていた星団です。

 コルカロリは、この画像では、写っていません。上の方に少し切れた位置にあります。

 コルカロリを頼りに、倍率の低い写真を撮り、彗星が写っていたら、中心に来る辺りに冠でカメラを動かして、撮り直し。

 中心に彗星が写っていたら、そのまま倍率を上げて撮影。

 と、自分の目には、ほとんど見えていない対象を撮りました。

 双眼鏡でも、わずかの間、確認できました。

 かなり暗くなっているので、今で、双眼鏡でやっとです。

 もっと晴れたら、もう数日は、双眼鏡で追っかけられるかもしれません。

 明日は、メロッテ111に近づいていきます。

 明後日は、メロッテ111の塊のすぐ上あたりにいるようです。

 明後日、撮りたいな。

 今日は、くれ始めたころの天気が良くて、家からコルカロリが見えていた。彗星は、微妙に雲の中。

 後で思うと、観測地点が田んぼの中なので、家の方が、湿気が少なくて、遮る建物さえなかったら、家周辺の方が良いくらいではないのかなあって思った。

 見晴らしがよくて、乾いた観測地点が欲しい。

 今日、昼間に下見した陸上競技場は、山の上で見晴らしがよく、街の明かりが少し遠いので良いかなと思ったのですが。

 曇った後、確認しに行くと、競技場を照らす明かりがこうこうと輝いていた。

 10時過ぎたら、消してもらえないだろうか?

 クレーマーと化して、市に言ってみようかな。ダメだろうな。ウザがられるだけやんな。

 何でこう、無駄に煌々と照らしたがるかな。

 

 あ、ぐちで終了する羽目に。

 明日も、天気次第では、出動するかも。

 8月に入ったら、さすがに双眼鏡でも苦しくなりそうなので、諦めるのか?

 梅雨が明けるので、しばらくは追っかけているのか?

 一回追いかけだすと、しつこい。

 最近では特に、世間では受けないキャラクター。

 が、天体観測と物づくりには、ある意味、必要なキャラクターなんかなあと、この頃思うのでした。

 まだ、追いかけます。たぶん。

 

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