チキンです。
英語の語源は、「空か落ちてくる~!」って、ありもしない恐怖で、大騒ぎするニワトリだそうですが。
ざっくり言うと、私は、最近「煽り」だと、世間からボコボコに言われている玉川さんと同じ人種です。
それにしても、今回、私が縮み上がっているのに対して、玉川さんが、余裕かましている。
確かに、見えないウィルスは、生きてればどこで当たるか分からないのに対して、台風は、頑丈な高級マンションに暮らすとか、シェルターのような家を建てるかすると、防げるもんな。
今回の台風10号は、太平洋高気圧が強かったので西に行ったものの、最初はこっちに来る可能性もあった。
西に行ったら行ったで、そちらのひとが被害に会う可能性はある。でも、関西は、大きな台風に慣れてないから、いっそう建物が脆弱なの。
あの勢力できたら、一旦四国を通過する間に(四国のひとごめんなさい)勢力は落ちるものの、2年前姫路に上陸した2018年の19号ですら、あの風な訳で、工房なんて、まるごと吹き飛ぶわ。
大阪の被害がひどかった2018年21号の時、大阪市で最大瞬間風速47.4メートルが、記録されている。
一方で、今回の10号「ハイシェン」は、奄美大島通過時の予測が、最大瞬間風速80メートル!
聞いたことない!っちゅ~ねん!
皆さん、免許をとるときに習ったのを覚えてますか?
車のエネルギーは、スピードの二乗に比例する。
例えば時速40キロの車に当たられるのと80キロの車に当たられるのでは、エネルギー(破壊力)が、2×2で、4倍です。
80キロで当たられるのは、40キロの車4台に当たられるのと一緒です。
じゃ、最大瞬間風速80メートルと47.4メートルでは。
80÷47.4=1.6877・・≒1.69
1.69×1.69=2.8561
ざっと見て、大阪の時の、2.5倍くらいの破壊力です。
柔い家なら、マジで吹き飛ぶようです。
工房ヤバい。(T0T)
今後のことは、また考えますが。
ウチの工房は、自前なので、家賃は要らず、コロナ禍には強い。固定費、水道代たけで、ガスも電気も使わなかったら、ほぼ要らない。
が、思い出した。
前の台風の時も思ったんです。
まるごと失うくらいなら、家賃払っても頑丈な方が、生活の安定という意味では、目処はたてやすくないか?
という訳で、とりあえず、ガラス屋さんに防犯ガラスの見積りをしてもらうことにしました。
中位の台風対策です。
大型の時は、まるごと吹き飛ぶ可能性があるかも知れないけど、それは、自分ではどうしようもない。
ふと思ったのは、リスク分散を考えるなら、使ってないバーナーを片付けて、離れた頑丈なところにしまっておけば良いか。
まあ、気休め。ぼろい工房だけど、建物にお金がかかっているもんね。
鉄筋コンクリートの建物内に、工房移したい。
警戒しすぎというより、欲深いので、自分のものを失うのが嫌なんです。断捨離が難しいタイプ。
義妹もおそらくそうだろうと踏んでいるのですが。思い出の物を捨てられないタイプ。方や弟は、断捨離大好きなタイプ。
先日、ランのための日除けのシェードがなくて、弟に聞いたら、そんなん見たこともない!と断言したので、きっと、奴が捨てたんです。知っていて、置いといたというならともかく。毎年目にしているであろう物を見たこともないと言うことは、気付かず、要らないものだと思って捨てた。確定です。何故なら、他の誰も、断捨離はしないから。
と、そんなわけで、蓋をし続けてきた家の方も待ったなし。
父の算盤製造の際の作業場が、古い木造なんですが、物置になっていて、屋根が駄目になっていて。放置すると、屋根瓦が飛びそうです。
井戸の上に片屋根の簡単な建物が残っていて、これも、ほんとは危ない。でも、これを壊すと、お隣のボロボロのハサミだか鎌だかの加治屋さんをしていた作業場がやばくて、そっちの被害が出かねない。
ああ。
昔の人って、やわな建物を、野放図に増やしていったのね。
そこがもう、ビンボー臭い。
きれいにしたいけれど、それには、先立つものが要る。
考えると、眠れなくなりそう。寝るけど。
まさに、日本の縮図なんやわ。
コンパクトな、シェルターみたいな家に住みたい。
キッチン、寝室、水回りと、工房と物置が、シェルターの中で。
そう、ランちゃんの夜の寝床もシェルターの中で。
折り畳み式のリビングがあって、リビング用の空調は、シェルター側から取って来れる。お天気の良い日は、リビングを広げて、広い空を楽しむ。
ああ、ビンボーくさい建物が無駄にあって、つらい。
工房もか。
とりあえず、ガラス入れ換えます。
入り口のサンドブラストも外して、それで、別の看板にします。
台風10号の被害が、少なくて済みますように!