追い込みです。
余裕ないです。
でも、時々、アウトプットをしておきたくなるのです。
久しぶりにコロナ話です。
今朝、モーニングショーで、集団免疫のことをちらっと言っていた。
あ、結構心がささくれるゴタゴタの話の時は、アサイチに変えるので、コロナネタの治療薬の話は見てなかったんですけど。
北村先生と玉川さんの話では、イギリスではワクチン接種が進んで、最初言われていた集団免疫の比率、免疫を持つ人が6割くらいに近づいたか?くらいなのに、また感染が拡大している。
これをどう見るか?
北村先生は、従来株とインド株などの感染力の強い物の差について言及されていた。
という訳で、集団免疫の個人的な見方、書きたいと思います。
例えば、凄く人通りの多いところで、ウィルスをすごく発散している人のそばに寄ってしまって、感染するのに十分な量のウィルスを体内に入れてしまい感染。
それはもちろん、人混みの方が、そういう状況ができる確率が高い。
一人の割とウィルスをたくさん出している人がいることで、何人かに感染を広げてしまうくらいの人出がある場所があるとする。
この時、その場にいる6割の人が免疫を持っていたとしたら。
残りの4割が、免疫を持たない人。
6割の人が罹らないと仮定すると、感染拡大から見たら、その場にいる6割の人は、いないのと同じ計算になる。
残りの4割の人がその場にいるという、見た目よりも、実際はスカスカの状態だと考えられる。
このくらいのスカスカ感なら、感染が拡大しにくい、そういう状態になっているんだろうと思う。
ところが、この場所に、2.5倍の人出があったとしよう。
免疫を持っている人は、少なかった時の人出の1.5倍。
免疫を持っていない人は、少なかった時の人出の1倍となる訳で。
どんなに集団免疫を持っていても、例えばある閉鎖空間で、感染確率を下げるためには、免疫を持たない人の密度を下げないといけないことになる訳で。
結局は、人がすし詰め状態になったら、感染の可能性はあるということ。
6割とかではなく、背景の、人の密度を一緒に考えないとダメなんだと思う。
少し昔の都会では、6割くらい免疫を持つ人がいたら、感染拡大を抑えられたのに。
10割の人が、免疫を持たなかったら感染は拡大した。
さて、そこで、人口の一極集中が起こり、都会の人口密度が、どこもかしこも(公共の場も、住宅街でも)2.5倍になった場所では、6割が免疫を持っていても、残りの4割の人の間で、昔の都会で起こった感染拡大が起こる計算になる。
2.5倍ですか?と聞かれたら、奇しくも、ウチの地元小野でも、そういう現象を感じる。
人口が増えてるわけではないと思うんですが。
かつての同級生(やり手不動産業)の実家が、早く売りに出て、新築物件が建った。
さすがや。
両親を安心な老人ホームに入れた後、人が住まなくなって3年以内に売れたら税法上の優遇措置があるそうだから、素早く売りに出すという手回しの良さ。やりては違うわ。
その土地には、4軒の戸建てが建った。
密が増した感を感じるこの頃です。
実は、私は、コロナに関しては、東アジア集団免疫説を、信じたいと思っていた。
それは、京大の宮澤さんとかいう痛い人の説からではなくて、東大の児玉龍彦名誉教授の調査から。
児玉さんが、コロナ感染者の軽症者を調べると、普通は初期にIgM抗体が上がり、遅れてIgG抗体が上がりつつ、IgM抗体が減って行くという流れになるはずなのに、軽症者では、IgM抗体が上がらないままに、IgG抗体が上がっていることが分かったという記事から。
こういう場合は、ウィルスに初めて出会うパターンではないだろうという話になっていた。
でも、ずっと疑っていた。
何をか?
仮に、東アジアの人々の一定数が、免疫を持っていたとして、残りの免疫を持たない人が一定数いて、そういう人が都会で密集して暮らしていれば、免疫を持たない人の間だけでも、感染が拡大していくのではないかって。
だから、去年の冬、11月の終わりから12月の初めにかけて、できれば感染が一定以下に抑えられたらいいのにという願い空しく、じわじわと感染が広がってしまった。
この広がりだって、広がるから日本人は全く免疫を持っている人がいないという証明にはならず。単に免疫を持たない人の間でも、密に暮らしていれば、このくらいの感染拡大はあり得るって話かもしれない。
どっちなんや?
そして、私と母は、どうなんや?
分からずモヤモヤして、冬に突入した。
そして、教室を、また止める羽目になってしまった。
この時、京大の宮澤教授は、12月中旬で、何もしないでもピークアウトすると予言していた。
外れた。
ほらご覧。
集団免疫があろうとなかろうと、密になって、一定数以上の免疫を持たない人が密に集まったら、感染拡大するんやん。
実際のところ、田舎では、クラスターが発生していた。
都会の密で、ウィルスを貰った人が、高齢者施設などに持ち込んでいたと考えられる。
ところで、昨日の夜のニュースで、あるグラフが作られていた。
市中の、感染者の増減のグラフと、医療従事者の間の感染者の増減のグラフ。
明らかに、先行してワクチン接種が進んでからは、医療従事者の感染率が下がっていた。
やっぱり、良いことはありそうだ。
今後は、高齢者と、高齢者の周りにいる人と、基礎疾患を持つ人にワクチン接種が広がったら、リスクは激減していくだろうと思う。
いろんな考え方の人はいるけど、高齢者のそばにいる人には、ワクチン接種はしておいて欲しい。
私が誰かから貰って、母に移し、母から介護施設や病院に持ち込んでしまう可能性があるから。
高齢者は、症状が出にくい。
母が、無症状感染者であった場合は、ウィルスが体内ですごく増えていてウィルスを大量に出していても、見た目では分からないという可能性があって、その場合、スーパースプレッダーになりかねないから。
高齢者への接種が進んで、高齢者みんなに免疫が付けば良いんだけど、その保証がないからね。
そこは考え方で。
打たない人がいることも認められているから、無理強いはできない。
それでも、高齢者に接する一定数の人がワクチンを打って、防御癖を作れば、確率を下げることができ、重症化する人が少なくなり、医療が逼迫しなくなる。
誤嚥性肺炎で、自然に終末期を見おくれたら、穏やかな最期になる。それでも、苦しそうだったから辛かったけど。
そうなれば、若い人たちが、行動を制限されることもなくなってくるだろうと思う。
個人的には、ワクチン接種できるのにしない人は、感染拡大期には、密には近づかない努力はして欲しいと思う。
私は、インフルエンザを母に移さないために、冬場、三宮へ仕事に行くときは、戦々恐々としていた。もちろんワクチンを接種したうえでです。
それは、個人の考え方で。
電車の中で、隣のオッサンが、平気でせき込んでいたあの頃。
人に強制はできませんからね。
なんだか、ワクチンも希望者だけならそれなりに早く回って来そうですが。
熱出たら嫌だなあ。
私のかかりつけの先生ところでは、高齢者への接種の際に、念のためカロナールを出しておられたらしい話を小耳にはさんだので、きっと出してもらえる。
母が打ったのは、別の病院で、お薬の処方はなかったけど。
母に関しては、発熱はおろか、接種した場所が痛くもかゆくも硬くもならなかったから、良いんですけどね。
ようやく、一息つける時期が来そうで、ホッとしています。
さ、仕事しよう。