西はりま天文台と重力波

 西はりま天文台友の会の11月の例会に行ってきました。

 編集途中で置いてしまったので、随分経ってしまいました。

 最後に重力波の話を書こうとしたのですが、今回は、そこがまだです。そのままアップします。

 

 コロナ前は、懇親会があったのですが、最近はありません。

 残念半分。

 が、最近は、懇親会に充てられていた時間、天気が良ければ星を見ていたりする訳で、それも良いと思う。

 今回は、お天気が思わしくありませんでした。

 なゆた望遠鏡で、木星や土星を見ました。

 友の会の人たちだけのなゆたの観望では、ますますお天気が思わしくなく。

 月に向けたなゆた望遠鏡で、雲の切れ間から、月を見ました。

 そうそう、密を避けるために出たテラスから、なゆた望遠鏡のドームを撮影。

 ドームのスリットは、月に向かって開いていて、手前側の換気用の窓も全開だったために、スリットと窓を通して向こうの空が見えている写真。

 昼みたいに撮れたので、少し暗めに補正しました。もっと風情のある夜の景色だったんだけどな。

 なゆたで見た月面。

 薄雲っているので、この程度ですが、右下の方に線があるんですけど、ナントカ谷って、谷の名前仰ってた人がいました。

 細かい地形まで見えるので、マニアには、たまらんそうです。

 今まで、「え~月か」とか思ってたけど。

 調べたら、クレーターの名前とかもわかるはずで、自分が見ているのは月のどこ?とか探すと、楽しそうです。

 また、時間がある時に、致命を調べようと思います。

 東側が少し雲がどいてきたので、なゆたが、オリオン座大星雲M42を向きました。

 星雲全体というよりも、その中心部が写っています。

 薄雲っているので鮮明ではなかったのですが、中心部にある「トラペジウム」という部分をとらえています。

 トラペジウムは、4つの星が見えるということで有名なんですけど、なゆたで見ると、ちゃんと6個の星が見えるのです。

 というか、マニアな師匠が「トラペジウムは、6個見えななあ」って仰ってたのですが、コリメート撮影という接眼レンズにコンデジやスマホのカメラを近づけて撮る撮り方でも、6個写ってました。ちょっと嬉しい。

 周辺に、うっすらと星雲のガス状の物が写っています。

 見やすいように、コントラストを下げて明るくして彩度を上げてみました。

 一部分、赤が強く浮き出てきました。

 肉眼では、なかなか色まで分かりません。

 で、この日は早々に寝てしまったのですが。

 12時過ぎから晴れてきたそうで、ちょっと残念でした。夜の方が、月がなくて見やすかったはずなんですけどね。

 翌日の様子です。

 モミジが真っ赤でした。

 ちょっと、画像を明るめに加工してみました。

 私が車を停めていた場所の真上。

 去年あんなに探し回った「ヤシャブシ」の木でした。

 実もついています。

 12月か1月に来た時に、実を拾えそうですね。

 まだ若くて、緑色をしています。

 去年、地元の講演で拾ったとき、緑色はカビが生えてるのかと思ったけど、ヤシャブシ自体の色だったみたいです。

 「道の駅宿場町ひらふく」へ、行きました。

 たまたま、道の駅にでも行こうと思って。

 次の行き先を探したら、平福って、こういう昔の町並みが残してある場所だったのです。

 利神城というお城の城下町だったそうです。

 エエとこや。

 めっちゃ、風景画向き。

 奥行きのある構図が取れるので。

 会社員時代の絵画クラブのスケッチ旅行なら、こういう風系好きそうな人が何人かおられたなあって思う。

 もっぱら、私はついて行っては遊ぶ。

 スケッチもしていたけど、風景画を最後まで仕上げることはあんまりなかったけど。

 しっとりとした、エエ場所でした。

利神城跡はこの上ではなくて、もっと画面より左の方。看板の「城」の上に、矢印出てるでしょ。

 城跡は整備されていないので登れないそうなんですけど。

 西はりま天文台からは、良く見えます。

 割と石垣がきれいに残ってると思う。

 崩れないように、自然に保全して残したら、きっと観光資源として貴重だと思う。

 あ、この写真は、トンネルと紅葉のために撮りました。

 こういうのも、風景画としては構図次第で使えるんだ。

 対岸に渡って、川べりに降りて、川の奥行きが写るように撮ってみた。

 足元の階段、この写真では切れてしまってますが、これ、風景画の近景に入れると、ステキだよ。

 しかも、壁の色が良い感じに黄土色なので、風景画には、なおのこと持って来いです。

 この近くにある蕎麦屋で、温かいとろろ蕎麦食べました。

PAGE TOP