西播はりま天文台「友の会観測デー」に参加しました。
友の会の「例会」は、奇数月。
友の会「観測デー」は、偶数月です。
まあ何が違うかというと。
「例会」は。
一般公開の時間帯の後も、しばらく2メートル望遠鏡の「なゆた」で、星を見せてもらえる。
その空き時間に「クイズ大会」がある。
観測の後に親睦会があって、お開き。
「観測デー」は、最初から、60センチ望遠鏡で観測。
そのあとも観測、また観測。曇ったときは、お茶タイム。
で、時間が来たら、お開き。
「例会」の良いところは、主鏡が2メートルの「なゆた」を、存分に楽しめる。親睦会は親睦会で、いろいろ聞けたり、友の会の人とお近づきになれる貴重な機会です。
もやっとするところは、「今、見たいのに」というタイミングで、「クイズタイム」が入るところですが。11月のは、いろいろ聞けて面白かった。
「観測デー」の良いところは、とにかく見る!っていうところです。
今回は、割と最初から、「イプシロン」という写真に特化した望遠鏡に行きまして。
こんなの撮れました。
M31アンドロメダ大星雲です。
真ん中の明るいのが、M31で、その少し上の真上よりちょっとだけ左にあるのが、M32、左下にあるぼんやりとしたのがM101なんですって。
撮れましたというより、撮ってもらいました。
途中曇ってしまい、このままお開きか?と思ったのですが、天頂付近がちょっとだけ晴れた隙に、60センチで月を見ました。
アイピースにスマホを近づけて撮ったのが、これ。
今回は、「サテライトA」、「サテライトB」と呼ばれている小さい望遠鏡に行ってみた!っていう回でした。
ふたご座流星群のピークのためか、「なゆた」が、混んでたそうです。100人くらいいたんじゃないかって。
で、「なゆた」では、今回も、月、ガーネットスター、アルマクとか、前回とほぼ一緒ですね。月が明るいせいや。
60センチでは、いろいろ星雲星団を見たんですって。
そっちも行きたかったです。
が、今回のテーマは、「小さいのを、使えるようになりたい」でした。
だって、月が明るくて、あんまり見えない、で、友の会の詳しい人に色々聞ける、このチャンスを逃す手はない。
ただ、使えるようになったかと言われると・・・
まだ、一人じゃ無理ですね。
4時に、間違えてアラームを鳴らしてしまって、そのまま眼が冴えてしまったので、夜明け前の散歩に行きました。
↑ちょっと、霧がかかっています。
↑こっちから、日が昇る感じかな?もう、薄明が始まっていて、空全体が、少し明るいです。
そんなこんなで。
今回も、割とおなか一杯。
そうそう。
女のくせに理屈っぽくてめんどくさい性格だと、身内受けが痛く悪かったことで、自己肯定感が低かった私ですが。
私なんてちょろい!
めんどくさいってことでもないですが。
いや、一般的にはめんどくさいのかもしれないけど。
ここにいると、そういうめんどくさい全開でも構わない場所なので、かなり幸せです。
で、気づいたのですが、私、やっぱり、数学出来ない。
中学までは得意で、中学レベルではほぼ完ぺきに分かっているので、復習したら思い出せるけど。
高校の後半から、大学にかけての数学が、基本的に、そもそも初めから、ちゃんと入っていないことを、再確認してしまった。
ホンマは、物理学科向きではなかったのかもしれない。卒業はしたけど。
ちょっとだけ、もうちょっと勉強しなおしたい気もしつつ。
人生には、時間が無尽蔵にある訳ではないから。
やっぱり、ガラス作品作るのに、時間は残しておきたいからなあって、思った。
そう思えることって、きっと、良いことなんだと思う。
ガラス作品を、作っていない訳ではなかった。
試作しながら、何かなあって、思っていた。
ちょっとだけ、立ち止まっていた。
というか、どっち向いて行って良いのか、何かピンとくるものがなくて。
「なんだかなあ」と言いながら、ここやと思えるものがなくて、モチベーションが上がってこなかった。
ガラスを始めて以来、「やりたいと思えなかったら、無理にしがみついてなくても良いよねえ」って、今年、初めて思った。
辞めたいって程ではなかったけど、辞めることを選択肢に入れても良い、そうする方が、自分の気持ちに素直になれる気がするって、思った。
で、結局、ここなんやなあって、思った。
ガラス作品を作っていると話すと、丘の上の天文台の玉とかだったら、置いてもらえるところがあるかもな話になった。
素直に、うれしいと思った。
でもな。
星の世界は、私には非日常で、佐用まで来るのに、遠いところもよくて。
お仕事と絡めたくないなあと、ホントに思う。
やっぱり、私にとっては、「南の島へ逃亡」なんやなあ。
来月の例会の後は、「餅つき」です。
糖質制限解禁日です。
楽しみ。