ニュースで、こんな記事見つけました。
そこで書かれていたのが。
(1)非接触型ビジネスの隆盛
(2)新しいエンターテインメントビジネスの発生
(3)安全保証型接触サービスへの需要
(4)ベーシックインカム型経済への移行?
です。
早い話が。
非接触型ビジネスの例は、ネット通販など。
新しいエンターティメントは、ネットなどで繋がった遊び。別々で演奏したものを、まとめて聞くとか、されていたオーケストラありましたね。
安全保障型接触サービスは、感染してませんを証明できた人だけが利用するサービスで、会員制だったり、入場にIDが必要だったりって感じですかね。
ベーシックインカム的なものは、生活保護みたいな考えがもっと拡充される、全員に1人例えば10万円もらえて、死なない程度には生きて行ける。
こういう社会になったら、私は、どうやって生きて行くだろうか?そのままの暮らしの延長で考えてみる。
作品販売は、ネット通販。
メールマガジン的に、作品のデモ動画を有料で配信。
それでも、個別に習いたい人は、先生も生徒も、感染してないことを証明したうえで、個別にレッスン。
生徒さんを集めて、リモート飲み会。
ベーシックインカム入ってきたら、働かんかも知れん。いやいや、物欲あるので、作品作るかなあ。作品作るには、そのための材料代も稼ぎ出す必要がある。
この4つの変化に関しては、(1)~(3)に関しては、次なる感染などに備えて、そういう部分は作っておくほうに行くんだろうなと思う。
それでも、感染が去れば、人はまた、不特定多数というリスクを負っても、集まるんだと思う。本能だから。人間同士集まっておきたいっていうのは。
ベーシックインカム的なものに関しても、昔は、まさかなあと思っていたけど、あり得るんかなと思う。今回のことで、経済的に逼迫する人がいたら困るので、無条件に10万円ずつ配り続ける一方で、その分、上乗せして税金を取る。
平均的に稼いでいる人は、納めた分と貰った分で、トントンになる。ほぼ相殺。
稼ぎが悪い場合は、税金をほとんど納めないか、納めないか、そしてもらった分だけ得をする。
金持ちに関しては、元の税金に上乗せされて税金が増えた分がはるかに多くなり、10万円もらいはしても、結局前よりもたくさん税金を納めることになる。
これで、死なない程度に寝るところ、最低限の服、食べ物は、保障される。
ここに上乗せ分、何かが欲しければ、その分、頑張って稼ぐことになる。
エエな。
と、ここで問題があります。
最低限の食べ物、着る物、寝床。この最低限のラインがどこに来るかなんです。
例えば、例えば、10万円で、買える物が、いっぱいあるのか結構しょぼいのかは、これからの日本の経済力にかかって来るんだろう。
何か付加価値を生み出していることによって、円が強かったから、途上国で作られた服を安く買えた。
でも、そういう強みが無くなったとき、円が弱くなり、服が高くなる。
輸入食材は、高くなり、だったら国産の肉卵は?というと、輸入している飼料が高くなるので、値段が上がる。
良いこともある。
とんぼ玉に高値を付けても、海外の人が割安感を感じて、買ってくれるかも知れない。
そうやな。
パンデミックは世界を変える。
もともと内在していた問題があぶり出され、時間を加速するように、変化が早まる。
日本が内在していた問題は、一口にいうと、「付加価値」を生み出せていないことだと思うんです。
昔は、頑張って、付加価値を生み出せていた。
資源がないから、製造で稼ぐと言って、地道に働いていた。
が、昔途上国だった国の人が、地道に働き始めたら、日本製を買う理由が薄くなってきてしまった。
アメリカはというと、GAFAに代表されるような、情報産業の枠組みという付加価値を提供した。
もちろん、古い物に良いところはある。でも、良いところがなくて、ただ古くなってしまったものばかりをたくさん持って、他になければ、日本が弱くなるのは当たり前だ。
「強い日本を取り戻す」っていうフレーズが嫌いでした。
聞いていると、昭和に戻ろうというているように聞こえてくる。
取り戻すのではなく、前に進むんや。
自然エネルギーへの転換なんか、全く進んでない。そうして、分かりやすく目に見える課題ですら手を付けようとせず、新しい事には消極的なのが、細菌の日本だった。
強い昭和を作り上げたのは何だったのかというと、新しいことに積極的だった人たちの頑張りではなかったのかな?
取り戻すのは、新しいことに積極的だった人たちのマインドだと思う。
実際には、原発にしがみついて、古いままどうにかしようということ一つとっても、そのマインドからは遠い。
パンデミックで、変化が加速された時、すでに使い古された付加価値を使いまわして何とか凌ごうとしてきた日本の姿が、あぶり出される気がする。
一番望むことは、今足りないこと、潜在的に欲していることを、自分自身を見つめなおして見つけ出して、それを解決すべく、新しい物を生み出そうとするマインドに、日本が動いてくれること。
だったら、それはなんなん?っていうと。
根源的な問いをする必要があるのかも。
人は何を欲しているのか?
実は、例を上げだすと、きりがないくらい、欲しい物がある。
欲しい物を作った例の一つは、フェイスブックなんだと思う。
オタク体質のザッカーバーグさんが、友達や彼女を作るための、オタク全開の発想で作ったものが、成功した。
すてきな奥さんと、かわいいお子さんも、手に入れた。
イノベーションは、きっと、イノベーションを探して手に入るのではなく、自分の奥底にある、素直な気持ちで欲しいと感じる物を求めることなんかなあと思う。
そうそう、いま日本にあって、世界に求められているのは、アニメだったりして。
これも、みんなに称賛されようとしては、きっと作って来てない。
好きな人にだけ、受け入れられたらいい。
それでも、きっと、好きな人はいるはずだっていうくらいのものだったのかと思う。
コロナの自粛で、篭るのが大好きな私でも、人とのつながりに飢えている。
これで、凄く我慢したら、本当に欲しい物が、見えてきたりはしないかなあ。