ホームページが新しくなって、まじめにアップしようと思った割に、このところ、アップしてなかった。
あれもこれも、やりたいことがいろいろありましてね。
で、ばたばた暮らしていました。
その一つがこれ。
低温調理機を買いまして。
鶏ハム作りました。
以前、一回沸騰させてそのまま1時間くらいかけて自然に冷ますというレシピで作ったときは、母には受けず。1回は食べたものの、2回目は食べなかった。
で、いまさらながらですが、気づいたんです。テレビで、ロバートの馬場が鶏ハムを作るのを見て。
そうか、低温調理で作るのが本当で、ネットで見たあのレシピは、低温調理風に作ってあったのか。
ハムだからって、胸肉をわざわざ丸くまとめなくても良いんや。
というか、中心温度をしっかり上げようとすると、むしろ丸めると温度を上げるのが難しくなるってことやん。
それに、沸騰させて余熱で加熱って、ホンマに中心温度が必要なだけ上がっているのか、疑問。なんか、安全性が、不安。
特に、持病を持った高齢者の母に食べさせるのを前提に考えると。
というわけで、深めの鍋にグサッとさして、クリップで留めた低温調理機が、水をかき混ぜながら温度を上げるという低温調理機を買いました。
食品衛生法の過熱条件って・・・・・って思って調べたけど、なんかよく分かりません。
ただ、プロの書いた低温調理のレシピだと、66℃で50分加熱。すぐ食べる場合は温かいままでも良いけど、すぐに食べないなら、できてすぐに冷水などで冷やして冷蔵庫保存で、4~5日くらい持つと書かれている。
それだと、ネットで見た過熱条件は満たしているし、35℃以上52度未満の状態を170分以下(この時、菌が繁殖するので)っていうのも満たしている。
やっぱり、温度設定して、キープっていうのは、安心。
ムリー二作成と一緒ですね。
ガラスのパーツを再加熱して、ピックアップして組み合わせてムリー二を作る時、中心まであったまってないと、割れるんです。
ま、ガラスは割れるから、結果が分かりやすい。
でも、食中毒って、目には見えないですからねえ。
ちょっと前に買ったまた別の料理本、評判になってたらしいけど、この調理法って、安全面どうなん?って、いきなり疑問を持ってしまったんですよ。
ローストビーフ作る時に、表面をフォークでグサグサ刺したら、表面にいてる細菌を肉の中に埋めることになるやん。表面を最初に焼くのは、中には菌が入り込んでない前提で、表面の菌を焼いて死滅させてるんちゃうんか?
って、いきなり引っかかってしまい、その本、結局活用できず。
その点、低温調理のレシピ本は、かなりレベルの高そうなプロが書いているらしく、良い感じ。ネット上の素人さんのレシピは、やっぱりどこか信用できない。特に、低温調理もどきに関しては。
鶏ハムも、まとめては作りませんでした。
一枚ずつ真空パックして、一枚ずつ過熱。場所によって、熱ムラ出来たら嫌ですもんね。
基本的に、疑り深い性格なもんで。
私がめんどくさい性格のため、部分的に感化されたのか、弟の嫁は、カレーを鍋ごと米用冷蔵庫に入れてます。もちろん、私は、おでんを炊いた圧力鍋ごと、冷蔵庫に入れてます。
そうそう、出来栄えですけどね。
おいしいです。柔らかくてしっとり。
レシピ本は、図書館で借りたもので、アマゾンで買おうと思ったら在庫がなく買えず。
でも、鶏ハムと、ほかにいくつか、基本的な料理法を試してみて、今後、何度も活用しようと思います。
凝った料理はしませんが、低温調理とか、浸透圧を利用するのに塩でなくて砂糖でもOKとか、魚は長時間加熱するとたんぱく質は固くなるしDHAやEPAが酸化されて悪くなる上にそれが生臭いにおいの原因になるとか、科学的に合理的な調理は、大好きです。
鶏の胸肉が嫌いな母も、おいしいって、今度は食べてくれました。
よしよし、大成功。
そんなこんなで、結構、忙しかったんです。(^^;
以上、ブログアップをさぼっていた言い訳でした。