本当に欲しい物は、どこにある?

 近所で、買い物を済ませてしまおうと思う人です。

 が、一方で、うるさい。

 何でも良い物もあるんですが。

 こだわるものはある。

 小ネタからいうと、キッチンペーパーとトイレットペーパーは、二倍巻きです。

 長さが倍、価格も倍、重さも倍、でも、置き場所は一緒。

 買いに行く手間がもったいないと思うようになりました。

 この頃、教室のガラス代の決済を、電子マネーにする日が来るのかなあと思います。

 というのは、紙幣や硬貨を使用することが、コストとして凄くかかるので国が電子マネーの利用に変えていこうという方向だっていうので。

 そうそう、お金をおろす手間が、面倒だと思うようになりましたから。

 こういう、お金に関しては、ちょっと抵抗があることはります。

 というのは、私に関しては、現金で暮らしていれば、持っている範囲で歯止めがかかって、使い過ぎを防止できるから。

 電子マネー化した時に、その対策をどうするのか、ちょっと考えたい。

 でも、電子マネー化したら、こまごまとした手間は省けるし、やり取りの記録が残るのは便利です。

 ただ、そのデータを掴まれてしまうのには、抵抗がないではない。

 ああ、コストがかかっても、現金なら、何を買ったか、放っておいてもらえるのに。

 そんな気がしないでもないです。

 

 私のデータを掴まれてしまったとしたら、見えてくることでしょう。

 糖質との戦いを繰り広げつつ、甘いものに負け続けている私の姿が。(^^;

 この頃の気持ちとしては、どうせ太るなら、本当に食べてよかったと思うもので太りたい、です。

 その辺のコンビニで、ややお値段の張るスイーツを食べて、がっかりした時。

 ああ、ラペで買えばよかったと思う。

 ラペさんに行く道のりよりも手前に、コンビニとスーパーがある。

 そこで負けてはいけない。

 たった一つのスイーツを買いに、そこへ行く手間をかけなくてはいけない訳なんだけど。

 ちょっと、そこも考えようと思う。

 だって、行ける範囲にある訳やもんなあ。

 チョコが好きだ。

 ああ、食べた!っていう、おいしいチョコのスイーツが食べたいと思うことがある。

 で、貧乏性だったので、その辺で買ってしまい、満足できないことがある。

 スイーツが日持ちするもので、自分が、買ったものをすぐ食べたくなってしまうという欲望に弱い人間でなければ、買い置きしておきたい。

 でないと、一個だけを買いに、何度も行くのが、面倒だったりする。

 本当に、一個だけ、買いに行きたい。

 自分が、今、この瞬間に食べたい、一個だけを買いに行くことになる。

 まあ、それも良いのかなあと思う。

 ラペさんは、ちょっと知り合いだったりするので、インスタグラムでフォローしてみましたが。

 インスタのアップで、一個だけすごくストライクだったものがありました。

 それは、桃を丸ごと一個使ったスイーツ。

 原価かかっとるな。

 そう思った。

 自分の中で、勝手な基準があって。

 一個、原価をかけていると、他もそうなんだろうなあと思う。

 桃のスイーツを、実際に買うかどうかは、わからない。

 桃は、大好きすぎるフルーツだけど、糖質の問題をクリアできるかどうか、ちょっと考えたい。

 たまたま、最初は知り合いのところだから行ってみた。

 ただ、そこは、欲しい物がある場所だった。

 

 先日、近所のイオンで服を買おうとして、また、何も買えなかった。

 巻き爪で、犬の散歩を一か月禁止されて運動不足だった時期が、ふく蔵さんの準備でプレッシャーがかかる時期と重なって、甘い物依存に陥り糖質制限が破れていた時期と重なり、太ったから、余計に買うものに悩んだのかもしれない。

 で、よろよろとしながら、いつもは入らないお店に踏み込んでしまった。

 近所のイオンの中にあるお店で、予算オーバーになるから、いつもは入らないのだけど。

 で、結局は、時間がなかったのと、予算オーバーで、何も買えずに出ることになったのだけど。

 ああ、欲しいなあと、心から思えるものが、いくつかあった。

 あるな。

 欲しい物は、どこかにある。

 予算オーバーといっても、いつも買う庶民価格のジーンズ3本分なので、買えなくはない。

 どこにどれだけ予算を回すか、そういう問題なんだろうなあと思った。

 そのお店で、ちょっと、お店の人と話した。

 欲しいと思ったジーンズは、そのお店のご主人が、生地から指定して海外で生産してもらったものなんだって。

 で、普通は、かなりのロットを作って価格を下げる方向で行こうとするのが、世間のあるあるだったりする。

 そこは、ロットをかなり抑えて作るらしく、価格が上がるのはそのため。

 良いなあと思ったポイントは、色の繊細さ。

 それと、トレンドを真っ向から無視しつつも、ヘビロテできそうな形。

 そして、綿92%ポリウレタン8%という生地。

 ストレッチで伸びるんだそうだ。

 個人的な好みとしては、伸びなくても良いけど。

 綿92%なら、バーナーのお仕事ではいても、溶けて危険という心配が比較的少なくて、ちゃんと使いそうだ。

 溶けそうな化繊は結局着ないことを、自覚してしまったから。

 でもちょっと、こじゃれて、気分が上がるものを、身に着けたい。

 

 ああ、この世界には、欲しい物が、どこかにあるんだなあと思った。

 

 そうそう、CASAサロンドカラーズというお店が、最近、三木にできまして。

 そこもなんか、ちょっとご縁があって、ふく蔵さんの作品展が終わってから行ってみた。

 で、流れで、5月19日~31日に、「グリーン・フェア」をするのに、アクセサリーを委託で置いてもらうことになった。

 というのは、そこも、ちょっと欲しい物があるお店だったからだ。

 ただ、伺った日は、靴下だけ買った。

 「コブダイ」柄の靴下。

 シパダン島のドロップオフで、コブダイの大群に出会った日を思い出す。

 コブダイの成魚は、大きい。

 靴下の絵にあるくらい、頭のこぶが飛び出しているのは、本当に大きい。

 それが、大きな群れで泳ぎ去りつつ、その鋭い歯で噛み砕いて食べたサンゴの骨格部分は消化しないので、炭酸カルシウムの粉を大量に含んだウンチを、水深800メートルだかの海に、落としていくという、壮観なウンチシーンだった。

 そのお店にお邪魔しているとき、飛び込みで、お客様がやって来た。

 通りかかったそうで。

 どうも、ストライクだったらしく、試着するものすべてが似合っていた。

 大人買いして行かれた。

 思うに。

 全て似合ったのは、彼女が選んでいる時点で、自分に似合うものに意識をフォーカスするのが上手な人だったからで。

 その彼女がフォーカスできる服が、そこにはあったということだと思った。

 時々、通うかもしれない。

 

 この頃、お仕事のペースを落としているので、ビンボーです。

 なので、予算オーバーのところでの買い物は、今は、まだちょっと難しいところはあります。

 が、今は、しばらくこのまま行きたい。

 あくせくとしていると、本当に作りたいものが作れないから。

 今回のふく蔵さんは、「ときめくもの」だけ、置きました。

 あくせくして、世間は何が好きなんだろうと流行りものに乗ったり、迎合すすぎたりすると、結局、自分の気持ちにかなってない物を作っている気がする。

 究極、自分が欲しい物を作る、それしか、無理やなあと思うこの頃です。

 お仕事のペースが落ちたのは、いろんな理由があるけど、それも、整理をするのには、いい機会だなあと思います。

 で、ふく蔵さんの店番をしつつ、GWに、介護施設に点数を稼いでおこうとして、母の送迎を自分でやっていたのですが、それが思った以上にきつくって。(^^;

 まだ、疲れが抜けきらず。

 あ、水曜に、母を連れて出歩いた後に、母を家に置いたまま、イオンをうろついた疲れも加わっているのか。

 金曜日と、来週の月火水は、お休みにします。

 働け!って、考え方もありますが。

 疲れているので、休みます。

 作りたいものは、結構抱えているので、休んでから、働きます。

 自分自身が欲しい物を作ります。

 

 この頃。

 たくさんの人に向かってお商売をしようとしているところに売っているもので、欲しい物が、あまりありません。

 ときめかないんです。

 まあ、大変なお仕事なんだろうなあと思う。

 価格を下げるために、大きなロットで注文する。

 ということは、売れ残るのが、本当に怖い。

 で、慎重になる。

 そんなとき、どうやって、物を決めているのか?

 この頃、疑っている自分がいます。

 世間で流行り始めたものに乗っているのではないのか?

 私が最初、面白いなあと思って、見に行くようになったネットショップがありました。

 私が気付くくらいだから、それなりに目につきやすいところにネット広告が上がっていたってことで。

 で、そのネットショップで人気になったデザインをまねた商品が、翌年以降に、近所の大手の実店舗で売られるようになったことに気付いた。

 それは、一つの大手だけでなくて、あの大手と、この大手と、複数の個所で。

 そのあとは。

 「カーキ・ネイビー・ベージュ」が流行った後、ずっと、このカラー展開が使いまわされていると思う。

 昔は、こういう流行の後は、もっと他の色が来た。

 今は、待てども待てども、来ない。

 先日、いつもは行かない大型店のあるお店で、気になった服があって。

 その服のほかの色がないか聞こうとしたら、ショップの店員さんが着ていた。

 そう、その色!

 で、お取り寄せをしてもらうことになったんだけど、関西圏のお店全部を探しても、あまり在庫がないそうで。

 その色から売れる。

 そして、もともと数を作っていない色だったそうで、在庫がないんだそうで。

 関西圏のほかのお店の在庫をあたって、お取り寄せ、してみるけれど、もうないかもしれないとのことだった。

 その色、ブラウンです。

 合わせやすく、ナチュラルで、汚れが目立ちにくく、ヘビロテできる色。

 それでも、数を作らない。

 そして、「カーキ・ネイビー・ベージュ」が、使いまわされるこの感じ。

 カーキは、イエローベースの髪や肌色の人に便利な色、ネイビーは、ブルーベースの髪や肌の色の人に便利な色、ベージュは、どちらでも、しかも大人し目で淡い色が好きな人に便利な色。

 分かる。

 でも、それ以外でも、ベーシックで使いやすい色は、たくさんある。

 ブラウンでも、ブルーベースの人が使いやすい色味のブラウンはある。

 グレー系でも、イエローベースの人が使いやすいグレーはある。

 なのに、それだけのことですら、意思決定できなくなっているのではないのかと思う。

 ちょっと面白いと思ったネットショップは、初期は、冒険したものを出していた。

 面白かった。

 だから売れたんだと思う。

 この頃、過去に売れたもののアレンジしたものが多くなりつつあると思う。

 多分、販売量が増えて、ロットが大きくなったからだと思う。

 

 「ビッグデータ」が、話題のこの頃ですが。

 そのデータをどう読み解くのか?

 それ次第では、結果が違うと思う。

 今、みんなが、「カーキ・ネイビー・ベージュ」を着て歩いていると、ビッグデータに表れていたら。

 次に作るのは、「カーキ・ネイビー・ベージュ」じゃないことに気付くべきだ。

 みんなが着ている。

 行き渡ったので、そろそろ飽きが来る頃だろうから、次のベーシックなカラーを多く作ろう、そう考えるべきだ。

 実際、ブラウンが売れて、在庫切れだというんだから。

 この頃の大手の意思決定、大丈夫なんでしょうか?

 

 欲しい物を求めて。

 私はどこへ行けばいいんでしょうかねえ。(^^;

 

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