やっぱり検査

 やっと、軽症者を病院に入院させない方針が、厚労省から出ました。

 大阪府は、早いうちから、軽症者にいてもらうための施設を用意している話が出てましたが、兵庫県はどうなんでしょう?

 一部、ウチの県、評判良くないみたいなのが不安です。ちょっと、検索してみたけど、「提言」とやらが出てきただけです。

 

 何かが決まると、これで動き出すのかと思うんですけど。

 いつも、思ったほど動き出さないので、なんかあきらめ感も同時に出てきます。

 そして、穿った見方も。

 軽症者は自宅療養なんですよね。各都道府県、軽症者用の施設を用意して下さいじゃない。

 ここでまた、穿った見方をしてしまう私がいますが。

 

 検査について、輸入の抗体検査キットが、発売になるかもの話は、どこかへ立ち消えてしまいました。

 抗体検査について調べたんですが、「イムノクロマト法」っていう方法なんですって。

 抗体は、ウィルス等に感染した時、抗原になる特定の糖たんぱく質と結合する物質で、リンパ球の内B細胞が作っているって書いてあります。

 つまり、抗体は、抗原(ウィルスなどのやっつけるべき相手)にくっつくために作られるんです。

 で、抗体にも種類があって、IgMという抗体が感染初期に増えIgGという抗体がそのあと増えて来る

 IgMが多い人は、今、罹っている可能性が高く、IgGは、時間が経っているので、もう治っている人も持っているってことで良いのかな。

 イムノクロマトって、ここに血液ぽとってたらして下さい。で、線が2本出たら、陽性。線が1本なら、陰性。

 ぽとってたらしたところから、近い側が検出ライン。この検出ラインが出たら、陽性ですね。

 遠い方が、コントトールラインなので、垂らした血液が、じわじわと染みて行ってコントロールラインまで届いているよということを確認するためのものですね。

 遠い方のコントロールラインまで染みて行っているということは、近い方の検査ラインにも染みて行っているってことなので。

 そうか。

 抗体検査なので、昔のABO式の血液検査的なのをイメージしてたけど、イムノクロマトって、線が出るやつね。

 これも、コントロールラインを確認するとか、時間を守るとか、きっちり使わないと、失敗することがある。まあ、それは、何でもそうですよね。

 これが、早く使えるようになったらいいのにと思います。

 神戸大学の岩田先生のブログ的な記事によると、イギリスでは、アグレッシブに対応していて、家庭でも積極的に検査をする方向なんだって。

 日本もそうするべき。

 軽症者を、自宅療養、軽症者用施設でもないところが、もしかしたら、ここを狙っているんだろうか?とも思う。施設にも入りきらない時に備えて。

 そういう意図なら良いんですが。

 これさえできていれば、静岡の透析の病院の看護師さんが、発熱して休み、熱が下がって勤務したけど、陽性と後から分かったなんてことは、防げるんですよ。

 行動を決める目安になる。

 私自身も、ある時点で、自分がどうなのか確認できれば、母と接し、母を介護施設や病院の利用をさせることに、もっと安心感が出る。

 ずっと、もやもやしています。

 ストレスだけで免疫下がりそうや。

 10セットで25000円なら、1回2500円でしょ。フトコロ痛いけど、調べるわ。

 そしたら、教室も、もっと安心して開けるのに。

 それをやらないだけで、経済をもっと止めている。

 ずっとずっと、そう思ってきた。

 遅い!遅い!遅すぎる!

 できないのなら仕方ない。

 できることを、やらんことに、怒りを感じる。

 本当に、怒りを感じる。

 

 神様に試されている。

 命の危険を感じておられる方、医療システムが疲弊しつつある中、懸命に働いておられる方もおられるので、不謹慎な言い方になるかもですが。

 こういう危機で、見えてくるものも多い。

 「罹って治る」とか仰っている知事がおられますが、あそこの県民でなくて、心から良かった。

 あほ!に巻き込まれて死ぬのは、御免じゃ!!!

 その話を母にしたら、母が言いましたよ。

 「みんな治るねんやったら、ええねんけどな。」

 うちの母と知事変わっても、まだましかもよ。

 井戸知事も、評判良くないですね。私なら、取り返しのつかないことが起こらないように、最悪の事態に備える。想像力の欠如を、感じます。

 

 こういう事態で、見えて来るもの。

 その一つが、とある発言でした。

 何度も引き合いに出しますが、神戸大学の岩田先生が書かれていた記事の、別の記事に対する一般の人のコメントに、ありました。

 「この問題は、専門家会議が方針を決めているんだから、こういう意見は、こんなところで書かずに、そこへ言って欲しい。意見は一本化して。」

 といったような趣旨の意見です。

 まあ、意見は、いろいろあるべきです。

 が、この意見は、意見はいろいろあってはいけないと言っている訳で。

 またまた、穿った見方をしましょうか。

 日本語ですが、勝手に肉付けして、意訳してみます。

 「いろいろ言われてもさ~、どっちの言うことが正しいか、判断するのはさ~。面倒だから、結論だけ言って欲しいんだよね。だったら、それに従うかもね。」

 指揮系統は、一本化すべきって考え方があります。

 軍隊とか、そうみたいですが。

 そうでないと、統制が乱れて、生き残れない場合があるようです。

 でも、これって、結果は一つじゃないんですよね。

 指揮系統一つにして、みんな助かるか、全滅するか。

 大体、一本化したその方向性が、それで良いって思えたら、めんどくさい、誰が何言うねん。

 「同調圧力の高い日本の中で、意見を言うには勇気が要る」って、岩田先生書いてはるやん。

 結構、めちゃめちゃ叩かれてたやん。誰がうれしい?それでも、言わなあかんからいうんやん。

 何だかね。今の日本が見えてきます。

 個人的な意見ですが、そういう日本だから、イノベーションが生まれないんだろうなあって、日々、思ってました。

 気づくと良いんですけどね。

 今回を機に。

 難しいんやろうな。

 私も、弾みで、言いたいことを書くようなった。

 何か、自分でも、そういうところを、この機に乗じて、やってみたかったのかも。

 

 やっぱり、検査ですよ!

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