連日書いているブログですが。
コロナ問題のニュースを読んだり、あれこれ考えたりすることが、趣味になっているかも知れない。
先日、ふと、妙な不安感に襲われました。
おそらく、先のことを、ぼんやり考えてしまったんですね。
その理由は、お肌等の不調です。
お肌の不調は、単純に、見た目だけではないんですよね。
外部からの、防御を担っている大事なもので、それが荒れるということは、いろいろな外敵からのブロックが破れるということ。
便秘に関しても、今まで、あれほど調子が良かったのに、明らかに違います。
世間で言われている巣ごもり生活による運動不足とか、そういうことではなくて、明らかに腸内細菌変わったなっていう感じ。
腸というのは、体内ではあるけど、外界の側を向いているお肌といわば同じようなもので。腸内細菌によって、いろんな外敵をブロックする役割もあって、免疫にもかかわっているというので、間違いなく、機能そのものが落ちているんだわって、思った。
さらに、この頃糖質制限が破れていて。
主食の塊で糖質を摂らない暮らしは続いているものの、甘いおやつを結構食べている。
リバウンドしたというのは、見た目だけの問題ではなく。
甘いおやつで糖質を摂るくらいなら、雑穀や、トマトやカボチャなどのお野菜から採っている方が上。
生成されたむき出しの蔗糖ばっかりを摂るなんて、ある意味、外道です。
蔗糖は、ブドウ糖が二つ繋がった構造なので、消化液で結合が一か所切れたら、そのままブドウ糖。
とても効率よく、腸から吸収されて、血管内に入り、血糖値を急上昇させます。
例えば、ご飯だとでんぷんなので、分解されてブドウ糖になるものの、もう少し消化に手間取る。それでも、お野菜などと比べたら、効率よく分解されるけど。
まあ、そんな訳で、血管内には、何度もブドウ糖が一気に流れ込んでいて、いわゆる、血糖値のスパイク(グラフにすると、トゲのように急上昇して、血糖値が高い状態ができること)が起こっている。
同じ分量のブドウ糖なら、長時間でゆるゆると吸収されてはいる方が害は少なく。
一時に濃度が高いということは、長時間薄い状態よりも、このブドウ糖が、血管の細胞と化合しやすく、細胞の素材の一部をダメにする。
さらに、ヘモグロビン(赤血球の中にある赤い色素)が、糖の影響で酸化されてしまい、役立たずのものができて血中を流れる。
その役立たずのヘモグロビンの比率が、血液検査で調べる「ヘモグロビンA1c=HbA1c」という値で。
採血の日からさかのぼって、一カ月間くらいに、何度も血糖値が上昇して役立たずが蓄積すると、この値が上がる。糖尿病鵜の人は、6%を超えて来るそうだ。
瞬間的な血糖値が基準値内でも、糖質を摂った直後に何度も、血糖値が高い状態が起こることで、この値が高くなるので、等で体を痛めている指標となっていて。
こっちも、ずっと絶好調だったのが、基準値内ながら、前より高いってセンセーと話していた。
でも、センセーは、厳しいことを言わない人なので、「コロナ禍で運動できないから、今はしょうがないけどね」って、言うてはった。
センセー、良いのん?
いや、私や。
赤血球の中のヘモグロビンも、糖化や酸化が起こる。
大体は、柔軟性を失って、硬くもろく、質が悪くなるイメージ。
血糖値が高いと、白血球の働きも悪くなって、免疫力が落ちるんだそうだ。
骨のコラーゲンとも結びついて、骨密度がある程度高くても折れやすい骨になっているって、ためしてガッテンで、昔やっていた。
もちろん、血管の細胞も一緒だろうと思う。血管が硬く、もろくなるはずだ。
どこの組織も、組織の撮って必要な物質を集めて作られていて機能を発揮している訳だから、その一部の化学構造が変わることって、おそらく悪い事しか起こらないだろうと思う。
血管に関しては、太っていた頃、実年齢よりも動脈硬化が進んでいた。だから、徐々に血圧が上がってきてしまっていたんやなあ。
痩せてから、上がり続けているということはない。
採血の際にも。元々、遺伝的に細くて深い位置にあるようで(熱を逃がさない省エネ型だと思う)、看護師さん泣かせで、表面に見えていて採りやすいところが、一択だった。
ところが痩せてから、複数個所で採決ができるようになり(脂肪が減っただけではなさそう)、柔らかくて採りやすい血管ですよって、言ってもらったことがあった。
動脈硬化は、戻れない道と、一時は言われていたけど、今は改善すると言われている。生活改善をすると、新陳代謝で入れ替わって、コンディションは良くなっていくんやと、自分の身をもって思った。
ああ、あの頃がピークだった。
そんなこんなで、あちこちが、小ネタで不調です。
漢方では、未病っていうんやな。
気にしない人なら、全然気にならないレベルなんだろうと思うんですが。
一回、糖質制限大成功で、とてもコンディションが良い状態を体験してしまうと、そこから転落している感じを、あちこち感じるんですよ。
見た目も、コロナへの防御力も、きっと違う。
戻りたい。
コンディション絶好調で、仕事していても、頭も体も切れが違う!みたいな自分でありたい。
でも、甘いものが私を誘惑する。ホンマに、糖質依存ってあると思う。
その、コンディションが下がった自分で生きて行くことに対して、ぼんやりとした、未来への不安を感じてしまったという訳です。
あれ。
この話は、前振りで書こうとしたら、長くなってしまった。
本題の方が短くなるかも。
ということで、本題です。
コロナに関しての情報を、ニュースで調べて、いろいろ考える。
もっと硬派な人だと、論文とか読むんでしょうけどね。
あ、意識してなかったけど、時々検索したらpdf形式で上がって来るあれって、論文なのかもしれないな。銀コロイドの蛍光の話とか。
結局、コロナの話は、自分にとって重要だからと言いながら調べているけど。
間違いなく、ホットなサイエンスネタとして、リケジョの部分を刺激されているんだと思う。
今となっては、完全に遠い世界になってしまっているサイエンスの世界に、少し踏み込むことの喜び。
星を見に行くこともそうだった。
外野として、というか、観客として、その世界をのぞき込んで、いっとき浸る。
コロナの話も、多くの人の命や人々の危険が隣り合ったものなのに、サイエンスの話として、おもしろいと思って追っかけている自分がいる。
日頃から、不謹慎発言多いですが。
コロナの挙動が、巧妙なくらい、人間の心理の嫌なところを突くことも。
若い人の一部が、というか、もしかして意外と多くが?本音では、老人以外は大丈夫なんやろ?もうエエやん!みたいな意識になっているのは感じるし、若い人が重症化しにくいという話を聞いた時から、そうなるだろうと思っていたけど。
見えない不顕性の感染者が、感染を広げるかもしれない、見えない怖さが、社会活動を麻痺させることも。
その非日常によって、日本のIT化の遅れがあぶり出されることも。
その裏で、無理無理な法律改正を狙って、それが冗談のようなオチになることも。
SNS上で、いろんなやり取りが起こることも。
SF作家になりたいと思っていた(向いてないことに気付いた)私からしたら、これほど巧妙なストーリーのSFを読んだことはないと思った。
まさに、「現実は小説より奇なり」だと、日々思っている。
おそらく、そういう物に、意識を「ロックオン」することで、私は、不安を見ないで生きていることに成功しているんだろうなって、思う。
変なな話ですが。
自分のお肌の不調に向き合った時、現実に引き戻されて、不安を感じるという。
そのコロナですが。
アジア圏での感染爆発がない事の理由を、今、ファクターXというそうですが。
そういえば、SF系のドラマや映画、「X」をつけると、ヒットすると言われていたことがあったなあ。
どこかで、そういう物があったら良いのにと、ずっと思っていた。
すでに、日本では早い時期から流行があって、気づかない内にたくさんの人が罹っているとかだったら良いのにと、その期待も含めて、抗体検査をして欲しいと思っていた時期があった。
今日言っていた話。
IgM抗体といって、最初に異物に反応して増える汎用性の高い抗体があって。
重症化している人は、この抗体が、最初のうちに早く増えるが、重症化しない人では、この抗体がゆっくりとグラフで見るとなだらかに上がって行くという研究があるとニュースで読んだんですが。そのニュースでは、重症化しなかったら、反応がゆっくりみたいなニュアンスだった。
ところが、この上がり方が、始めから個人差があって、ゆっくりであることが、サイトカインストームを起こしにくいんではないかという見方で。
ニワトリが先か?タマゴが先か?ですね。
謎です。
他には、白血球の血液型、hla型が、アジア人に多いタイプのものが、たまたま新型コロナに強かった可能性というのも、調べ始めているんだそうで。
そして先にも書いた、SARSーXが、すでにアジア地域で広く流行していたのではないか?説もあったり。
ニュースのコメントを見ていると、何かをとても信じたい人がいるという気がする。
BCGだ!
アジア人の遺伝的なものだ!
SARSーXだ!
この辺が本当なら、日本人にとっては、都合が良い。
私自身も、何かそういうのだったら良いなとは思う。
でもなあ。
そこまで、絶対や!と、変に信じ込んでいる人は、痛い。
オトモダチには、なれない気がする。
「自分が信じたいことを信じて疑わない」
それは、自分の心を守る働きはあると思うけれど、外れていたら、痛い目に合うっていうのを、心の隅に留めて置かなくって、大丈夫なん?
先日、友人に、とあることを考えると、SARSーX説って、あるかも知れんなあって思うって話をしていた。
その時、そう思ったのは。
ホンマに、何のエビデンスもない、SF的妄想ですけどね。
川崎病が、日本では一定数あるのに、アメリカなどではほとんどないという話なんですけど。
川崎病は、何等かの感染の後遺症と言われていて。ある時期にある地域で流行するように起こることからも。
そして、その川崎病は、血管の炎症が起こる。
高熱が続いたら、症状がきつくなると言われているけど。
その発熱が、炎症の原因のように読めるニュアンスで書いてあるものもあるけど。その熱、原因でなくて、結果なんではないのか?
風邪を引いた後でも起こると言われているけど。
普通の旧型コロナって、血管に炎症を起こすの?
そこまで、調べられていない可能性もあるけど。
アメリカでは少なく、日本で一定数ある時点で。
こちらでだけ、血管に炎症を起こす何らかの感染症があったということだよねえ。
こないだは、そんなことを考えていた。
今日、テレビを見ながらふと思っていたのは。
この新型コロナ自体、中国のお医者さんが、「変な肺炎が流行している」と言い始めたのが、注目されるきっかけで。
仮に新型コロナの、コロナウィルスが、今まで知られていなかったものだとしても、肺炎を起こすなどの特徴のある挙動をしなければ、新しい物とは気づかれずに、まぎれていた可能性ってあったなあって、ふと思った。
特徴があって、しかも、ある程度厄介だったからこそ、注目されてきた。
じゃあ、変異で、厄介さを増したのだとしたら、その前の姿は、流行していても気づかれなかった可能性は、無いとは言えんな。
SARSやMARSが流行ったことで、一定の注目をしていた人たちがいたとしても。
まあ、妄想です。
物事を考えるときに、どこか、無理な飛躍があれば、なさそうやなあと思う。
それでも、意外となさそうなことも起こるのが現実ではあるけど。
SARSーXは、あったとしても、不思議じゃないなあって、ふと思った。
ま、誰かが、きちっと調べてみないと分からないことですが。
あたかも、SFの世界で考えを巡らせているかのように、妙な妄想を、ころころと転がしていたりするのでした。
宇宙論もですが。
私たちは、知らないことの方が多いんだなあと思う。
でも、その方が、知的好奇心を刺激される。
知り尽くしている方が安心と思える人もいるのかなあ。
知り尽くしていることは、きっと、私には退屈だ。
世界は、不思議に満ちていると思う。
自分の生活が地味な割には、そんなことを考えると、世界がきらきらと見えて来る。
でも、良い加減、足元を見て、夢物語から現実の世界に戻って来ないと。
ふく蔵さんの会期が近いんでした。