ゆるく、幸せです

 今日は、お休みです。

 やらなくてはいけないことはいろいろあるけれど。

 お天気が悪いのと、作品展の疲れが抜けきってないのとで、西はりま天文台の例会をキャンセルしました。

 今、気持ちいい日差しがあって、一日違ってたら、星を見に行けたなあと思う。

 天体観測の趣味とは、元々、そんなもんですが。

 個人的に、西はりま以外で光害の少ない観測場所を、そろそろ探してみようかとも思うし、何だか日々あわただしくなってしまうので、そこまでするとしんどいのかなあとも思う。

 自分で決められることが多いのは、きっと良いことだ。

 

 やって置かないといけないことも色々あって、でもでも、やけにとんぼ玉を作りたい熱もあって、せっかくなのでゆっくりしたい気持ちもあって。

 あ、買い込んだ革で、バッグも作りたい。

 一生懸命、することを減らしていこうとしている一方で、結局やりたいことが多いので、またまた散らかって来ることになるなあ。私のスケジュール。

 このごろ、何故か、「ゆるく幸せ」です。

 今日も、例年なら既に暑くてたまらない状態でも不思議でない時期に、さわやかな夏の一日で、窓からは、涼しいそよ風が入って来る。

 今日は、メイクをしない日と決めて、持っているふくの中から極力ゆるくだらだらと着られる服を選んで、朝からうだうだしています。

 アベニュー・ド・ラペの桃のタルトを予約しました。750円だそうで。プチ贅沢です。

 そのうち登場するイチジクがてんこ盛りのも、今年は買いたい。

 

 そんな緩い一日ですが。 

 ネットニュースを見ていると、自分なりの考えを書きたくなって来た。で、書き始めてみた。

 そう、コロナ関係です。

 

 9日(木)の玉川さんのそもそも総研で登場した、東大の児玉龍彦教授の抗体の話。

 私、高校では理科Ⅰでしか生物はやってなくて、履修したいって言ったけど、却下された。

 今となっては、物理も化学も必要だったとは思うけど、希望したら、物理も化学も生物学も履修できればよかったのに。

 なので、生物関係は、とりわけ知識が薄いです。

 いろいろ読んでいて知ったのですが。

 人間の免疫には、「自然免疫」と「獲得免疫」があるんだそうです。

 一つ記事を見つけました。↓

 新型コロナが「はやりかぜ」になる日は近いのか

 米国カリフォルニア州のラホヤ免疫学研究所が新型コロナウイルス流行前(2015年から2018年)に採取した健康な人の血液を調べたところ、半数の人の血液から新型コロナウイルスを退治できる「T細胞」が検出されたという(6月19日付日経バイオテク)。

 またスイス・チューリッヒの大学病院では、新型コロナウイルスから回復した人のうち約2割(165人のうち34人)しか抗体(IgG)が作られていなかったということが判明し、残り8割は既存の免疫機構で新型コロナウイルスを退治したと考えられている。

 

 ・・・獲得免疫も2種類に分かれ、「抗体という武器をつくる」B細胞と「ウイルスに感染した細胞を破壊する」T細胞がある。

 つまり、IgG抗体を持つ人が少ないので、まだほとんどの人が感染していないし、IgG抗体が3カ月で消えると言われ始めて、それでは集団免疫を持つ日は遠いから大変だ!と言われていたのは、ちょっと違うらしいっていうことです。

 今、東京で盛んに検査をしています。

 目的は何なのか?

 今のところ、「封じ込め」が目的なんだろうと思うし、そう考えて、何もしないよりは動いた方がずっといいとは思う。

 でも、この感じでは、結果的に「封じ込め」として始めたものの、それはなかなかに難しく、無症状の感染者が増える一方で、重症化する人は少なかったということが、数値で示される結果になって、そのためのデータとして役に立ったという流れになるんじゃないかと思っています。

 

 そもそもですけどね。

 3月4月に、死ぬ気で検査していれば、その時点で、水面下でものすごく多くの感染者がいたのに、発症する人と重症化する人は、比率としては思ったより低かったと分かった可能性あったんじゃないの?って思います。

 という訳で、私が考える理想の政府の対策だったら、こうなったかも知れない妄想。

 大変だっていうので、徹底的に検査をしてみれば、無症状の感染者や軽症(本当の意味で熱も出ないくらいの軽症)者が多いことが分かって来た。そこらへんは、なぜか、イタリアやニューヨークとは違うんじゃないかと気づき始める。

 マスクと手洗いで、感染予防しつつ、症状のある人をきっちり検査で見つけておくことになった。

 症状があっても、自力で治せる人も多かった。

 重症化する人が比較的少ないために、その人たちのための医療を手厚くしようと努力した。

 そのうち、色々なデータが上がって来て、治療にも反映された。

 最初の内こそ、分からないことが多くて、分かって来てからできるようになった治療もあるけれど、最初は大変だったなあと振り返ることになる。

 ハイリスク者が罹ると医療がひっ迫するので、ハイリスク者の周りは、きちんと検査をするなど、感染が広がらない対策を、集中させることになった。

 ひとたび重症化したら症状がきつくて怖いコロナだけれど、いざという時は、検査を受けて、必要な治療が受けられて、治療方法もかなり見え始めたので、最初ほど恐れなくて済むし、ぼちぼちと社会活動も元へ戻してよさそうだ。

 ふたを開けてみれば、東アジア地域では、類似のコロナ感染によって、T細胞の働きでコロナを抑えることができる人が多く、ヨーロッパほどの感染爆発は起きなかった。

 将来に備えて、東京の一極集中を、まじめに対策を考えることにしよう。それを元に、新しい経済活動の地図が描けるようになる。

 みたいな。

 

 検査を絞るから、有利な条件があったことも、データの裏付けの薄い推測の域を出ないものになってしまったんだろうと思う。

 日本の政府は、理系的な論理的な発想が、限りなく痛い。

 あほ~!!!

 

 新型コロナをただの風邪という人がいる。

 ただの風邪ではなく、きつくて怖い風邪だと思う。

 志村けんさんや、岡江久美子さんが、ただの風邪やインフルエンザで亡くなることは考えにくい。

 弱い人が、重症化するのは本当だろうけど、新型コロナでは、弱い人の範囲が広いんですよね。

 油断して亡くしたら、あきらめがつかない人が亡くなる可能性があるっていうことです。

 

 児玉龍彦教授の話から、そういう方向へ行くんやなあと思った。

 ブログのどこかに書いていると思うのですが。

 自分に都合の良い方向へ転がらないかなと、ご都合主義に考えているという、都合の良いパターンの一つだった。

 今回の新型コロナに似たコロナが、過去に流行っていて、実は免疫を持っている。

 DNAの配列を調べることができるようになったのなんて、ここ20年くらいのことなので、それ以前のことまでは分からないし、軽症の今までの風邪なら、敢えて調べようとはしてこなかっただけ。

 そういうことなんだと思う。

 

 コロナウィルスやインフルエンザウィルスは、アジア発のウィルスなのだそうだ。

 それが、ずっと変異を繰り返している。

 そして、条件が揃ったときに、人間社会に流行が起こる。

 変異はずっと繰り返すので、その中では、弱毒の物も強毒のものもあったはずで。

 コロナやインフルにしてみれば、たまたま人にとって弱毒だったり強毒だったりするだけのことで、人にとって強毒なものに進化してやろうとか、そんな方向性がある訳ではない。

 ただ、強毒の場合、感染者が倒れて遠くへは運んでくれないので、次の人に感染させられなければ、その変異型の遺伝子の物は滅びてしまうことになり。

 結果的に、人にとって弱毒の物の方が、感染者が動き回ってくれて次の人に接触するので、ウィルスが生き残るには都合が良かった。

 ならば、変異を繰り返すなら、どこからが新型なのか?

 久しぶりに登場したものを調べたら、前のと違う訳で。

 今回のコビット19だって、肺炎を起こしたり症状がきつかったりしたから、遺伝子の配列まで調べることになった訳で。

 そうでなかったら、ざっくり、「風邪」の扱いだったはずだ。

 ということは、今回のは、たまたま、人にとって厄介だったことだけは間違いない。

 今までと違う体制や治療方法が必要になったことは、事実。

 決して、ただの風邪ではない。

 風邪は風邪でも、症状がきつかったから注目が集まった風邪だったんだと思う。

 

 今後、どうなって行くのか。

 無症状者しか出ないのであれば、また自粛するのかどうか、迷うところだろう。

 恐る恐る。

 感染が広がり始めて、軽症者でも発熱があったり肺炎を起こしかかったりしている人や、中等症の人が出た時に、素早く治療をすることで、対処できるのかどうか。

 それが無理そうとなると、また止めて。

 次の手を考えないといけないということなのかも知れない。

 

 東大の研究で、フサンとアビガンを使った治療で、一定の効果は出ているらしく、それでもこの範囲であれば科学的に効果が実証されたとは言えないんだそうで。

 それでも、使えるならね。

 「フサン」と「アビガン」は、ウィルスが増えることを抑えるための薬。

 ウィルスが増えた後、自分の免疫が自分の体を攻撃してしまうサイトカインストームを抑えるのが、リウマチの治療薬の「アクテムラ」。

 検査をちゃんとしてくれて、効くことが期待できる薬で、石田純一が受けたのと同程度の治療が、等しく受けられるのなら、きっともっと不安は少ないだろう。

 

 まあ、やってしまったんだと思う。

 すべき時にすべきことをやらずに、待っていれば、何となく収まってくれたら嬉しいな、って、動かなかったから。

 せっかくの、感染爆発を起こさずに済んだ要因を持っていながら、この何とも重苦しい今がある。

 検査も増え始めたことですし。

 まあ、成り行きを静かに見守るしかない気がします。

 ああ、やっぱり。

 意外と元気なみんなは、ただの風邪、しつこ目の風邪だなあと思いながら、既に罹っている人が多かったりして。

 謎です。

 ああ、あれは、新型コロナだったのか?

 

 まあ、換気はしましょう。

 今のところ、酷暑でなくて、助かってます。

 それと、健康づくりも。

 やっとやっと、5カ月にわたる便秘が、ほぼ解消して来ました。

 後は、ダイエットですね。

 

 さて、昼ご飯どうしよう。

 朝が遅かったらから、あれ、ブランチって事でも良いかも。日曜だし。

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