またまた、コロナにちょっとだけロックオンされてきたのですが。
いやいや、仕事の締め切りあるし。
まあ、教室の開催を決めるので、少々のロックオンは仕方ない。
情報を納得するまで集めないと、ホンマに?って思ってしまう質なんです。
話は逸れますが、昔は、この声楽がいけないんだとずっと思っていた。
しつこいとか、粘着気質とか、思っていたんですけどね。
しかも、これに付随して来る行動がいけなかった。
お店でゴネる聞き分けのない子供だったので、親は手を焼いたことでしょう。
この頃思います。
ホンマに?って疑う性格と、なかなかあきらめない性格、やり始めると熱中する性格。
22歳の頃、女でも研究者ってありっていう文化の中で生きていたら、ウチにもうちょっと経済的な余裕があったら、大学院の筆記試験免除の条件をクリアしているから院に来ないかという先生のお誘いを受けていたかも知れない。
いや、あの時選ばなかったからなあ。それに、簡単じゃないんだよね。その世界で食べて行くことって。
でも、この周りが気にならなくなるという、一般受けの非常に悪い性格は、研究に向いていたんだろうなと今更思う。
まあ、没頭できるガラスに出会えたんだから、良いのかな。
物を作るのも、本能みたいに、何でも作りたくなる人だから。
隣の芝は青い。
宇宙物理学者が、今けっこう羨ましい。
銀河中心の巨大ブラックホールが、どうやって形成されたのか、とても知りたい。
高校生の頃、どうして銀河が渦を巻いているのか、知りたかった。
すばる望遠鏡を通してみる、遠くの銀河から、宇宙の成り立ちが分かるかもしれないなんて、ワクワクするよねえ。
さて、西はりま天文台の観測デーは、キャンセルしました。
迷っていたら、行こうというモチベーションが下がってしまったのと、コロナにロックオンされて、制作の方がおくれがちになってしまっているから。
今日こそ、作品作りをもっと進めねば。
さて、コロナですが。
感染者の増減を睨んでいた。
中野教授のK値を見に行って、原子核物理として考えたら、そういう考え方になるのかとちょっと面白かった。
こないだから、指数関数的に、2倍、4倍、8倍と増えて行くんじゃないかと、警戒していたけど、明らかにカーブが緩い。
感染に遅れてくるという重症者数が、まだ上がっているので、こっちを見るべきなんだけど。
それでも重症者数が、2倍4倍8倍の増加の曲線に乗っていない。
これって、どう考えるべきなん?って思った。
これは、大阪の感染者で考えた場合なんですけど。
一つには、増え始めたころは、指数関数に乗っていきなり増え始めた。
そして、あるところから、指数関数を外れて緩やかな上昇になった。
重傷者は、まだ増えている。
まず、重症者は、感染者の増加に伴って、少し遅れて増えて来るんですよね。
吉村知事の今朝の発言では、感染者数自体が減少に転じたから、新しく重症者になる人は、この後、減ってくるはずだと期待しているようだった。
ただ、一人当たりの治療の期間が長いので、それが積み重なって来た時に、新しく重症者が出て来るのが減少に転じた後くらいに、今の重症者数のピークが来るはず。
重傷者の数が重要なのは、医療崩壊が危惧されるからですが。
新規の重症者数は、感染拡大の傾向そのものも、一番反映されているはずだと思うからなんです。
なぜなら、検査が頭を打ってくると、じゃんじゃん軽症者や無症状者が見逃されて、カウントされなくなってくるので、感染者数は宛にならないんですよね。
実際、新規の重症者数が減っていることから、大阪全体の感染拡大は、少し落ち着いてきているとみて良いのかと思う。
次に、ピークアウトと言われていたことに関して。
重症者数でも、倍倍になってないことから、明らかに頭を打ってきているのですが。
これって、宮沢准教授の集団免疫と考えて良いんだろうか?っていう話です。
違う気がします。
というのは、感染者が増え始めた時の曲線が、指数関数に乗っているから。
それを見て、ヤバい!と思った人たちがいたようです。
今朝のテレビで言ってたけど、仕事で大阪に来ている東京のタレントさんが、街中の人出を見た時に、東京は日常という感じだけども、大阪は警戒している感じがすると。
日常を続けていくとか、経済を回すとか、鼻行きの荒い人たちがいる一方で、警戒した人たちは一定数いた。
それで、感染者数が頭を打っているんだなあと思った。
ただ、これでもう少し感染拡大が抑えられる傾向になって、重症者がもっと少ない状態で横ばいくらいを何とかキープ出来たら、そのくらいの生活はできそうな希望がありますが。
集団免疫はどうかは分かりません。
仮に、5割の人が、既に感染しなくなっていたとして。
残りの5割の人が感染するんだとして。
これで、田舎だったら接触機会を抑えられるので、より感染が抑えられるのかも知れない。
でも、5割だから良いよねって、2倍の人がギュウギュウ暮らしてしまったら、結局確率は一緒ということになるので、これで実行再生産数が1より大きくなったら、急激な指数関数ではないものの、じわじわと倍倍と増えて行く指数関数に乗る訳なので。
結局、その背景で、倍倍と増えるならば、行動変容で抑えるしかないんですよね。
集団免疫で頭を打つ理論は。
5割の人が罹っている。
接触機会が半分になる。
そのうちの、2割5分の人がじわじわと掛かってしまったら、未感染が2割5分なので、接触機会がさらに半分になる。
こうして、未感染の人が減ることによって、接触機会が減るのが、ピークアウトの要因だから。
やはり、未感染の人の内、相当数が罹らないと、ピークアウトはしないんです。
ここで出てくるのが、東京に登場した民間の検査所です。
その精度をある程度信用するならですが、陽性者が2%台だったそうです。
東京でこれということは、大阪はどうでしょうか?
一人の人が移されてから次に移すのが5日くらいとして、感染者増加から頭を打つまでが1ヶ月ないので、仮に大阪での現時点の陽性者が5%くらいだと考えても、この1ヶ月で、頭打ちになるほどの未感染者の減少(1か月の間に罹った人の累計が人口に対して結構な割合、上の文章で言えば2割5分のところですが)あったと考えるのは、不自然だと思うんです。
ピークアウトは、明らかに、行動変容によるんだろうなと思います。
で、何で大阪の話かというと。
兵庫県も頭を打ってきています。
何故か?
大阪に連動しているからです。
で、この頃つくづく思うのが。
マスクは本当に有効らしいということです。
大きな飛沫を飛ばさない。
どのくらいのウィルスに暴露すると危険なのかもですが。
どのくらいの距離で、どのくらいの飛沫を浴びるのかという定量的な値と、そこに含まれる可能性のあるウィルス量の最大値と平均値。
危険なパターンと、かなり防げているパターンの、吸い込んでしまう可能性のあるウィルス量の大まかな所を、本当は唾液中のウィルスのカウントと飛沫の量のシミュレーションから、もっと分かるようにできないのかなあということです。
エビデンスがないから駄目か?
いやいや。
何にも分からんより、大きな目安となることでしょう。
それって何が大事かというと、警戒しないといけない大きな入り口を知ることができるからです。
そこをピンポイントで気をつけて、後は、ゆるゆるはいけないけど、過剰に気にしているところはそこそこ緩めることができたら、きっとみんなもっと快適に日々を過ごせるやん。
糖質制限でも、母の食事制限でも、制限のある項目の大きな入り口を最初の内に知っておいて、そこを止めるようにしているんです。
後はいちいち細かくは考えない。
で、後は、母の血液検査と突き合わせて、基準値に入っていればOKだし、私も太らなくて筋肉量が減らなければOKです。
冬をみなければ分からない。
それは、決して楽観して考えたい訳でも、悲観して考えたい訳でもなく。
ただ、自分の行動の指針を決めるために、しっかり見極めたいんですよね。
そうそう。
大阪にも、SmartAmp法という検査方法で検査をしてくれる民間の検査書ができるそうです。
これなら、帰省の時に検査して帰れば、かなり安心だと思う。
100%じゃないというけど。
自分が感染していたら、黙って治そうとする人であっても、今は帰らない方が良いという判断はできる訳で。
感度が7割として(これはPCR検査の感度なので、SmartAmp法は分からないけど)、危険を3割に減らせると考えるべきなんですよね。
一人の人が絶対に罹らないという目標では、ゼロリスクにはならない。
でも、多くの人がそうすることで、仮に漏れから感染が一部広がっても、それを3割に減らせたら、仮にどこかで広がってしまう頻度も3割に減るので、接触機会としてはぐんと減り、医療のひっ迫は、相当防げる。
医療が受けられる状態をキープ出来たら、危険はずっと減る訳です。
100%でないことの意味って、こういうことだと思います。
アクリルパネルの購入を検討中です。
が、机の真ん中に、ホースの穴があるので、どんな形にしようかまだ考え中。
もともと、海外の作家さんの教室なんかの画像では、真ん中にズトーンと長いアクリルパネルが設置されていて、それにあこがれていたんですよ。
でも、なかなか費用が掛かりそうで手が出なかった。
そのことをすっかり忘れていた。
コロナの、飛沫予防のパーティションをガラスの破片の飛び散り防止にも使えるやん。
エエなあ。
今の感じでは、教室開催の方向で考えています。
あ、洗濯しよっと。