「星空案内人になろう」計画

「星空案内人」という資格があるそうです。

「星のソムリエ」とも、いうそうです。

資格、実は、あんまり好きではありません。

いわば、「必要条件」だと思うんです。

十分かというと、違う。

何かを、ほんとにしようとすると、終わりはないし、切りもない。

誰かに、私は、一応の資格が取れるだけは、頑張りましたというのを知ってもらうのに、分かりやすいというのに過ぎない。

そこで、満足して、止まっちゃうのはなあと、思うから。

で、なんで、「星のソムリエ」なのか?

まあ、天文少女だったし、ちょっとは、天体の観望のことは、分かっていると思う。

でも。

資格が欲しいと思うのは、それに関して、自分がまだまだ大したことがなくて、自信がないから、何かの形が欲しいんだろうな。

ということでした。(笑)

それから、この資格が、ボランティアのための資格っていうのも良いのかも。

「役に立つ」とか、そういう感じが、あんまりないとこも、良いし。

響きが、おしゃれ。

肩書きに書いてみたい資格ですね。

今年のは、申し込みが間に合わなかったので、来年、取ります。

で、ことしは、せっせと準備。

くじら座が、探せるようになったのは、きっと、役に立つ。

最近、ケフェウス座が、分かるようになりました。

三角座とおひつじ座も。

一年がかりで、一年分の空チェックの予定です。

ちゃんとした資格がとれたら、観望会のお手伝い、したいところですが、ちゃんとした望遠鏡を持ってなくて、できるかは、分かりません。

私の古い望遠鏡は、メンテしてないまま、30年を経過してるし。ファインダーが行方不明なのが、何より致命的。

ファインダーがあれば、練習だけなら、できるのに。

あ、太陽黒点とか、月のクレーターなら、ファインダーなくても、見られます。

 

教科書として出ている本を読んでみました。

始まりは、本の著者の方が、海外のミュージアムで、「ガイドツアー」というものが行われていることを知って、良いなあと思われたからなんですって。

ただ展示されているだけでは、一般の人は、見所とかが、良くわからない。でも、説明文をすべて読むのは大変で、挫折しちゃうことが多い。

でも、ガイドさんがいて、一緒に回ると、よく分かる。

「星のソムリエ」のコンセプトは、そういうことらしく。

良いなあと思った。

以前来られていた生徒さんは、姫路城のガイドのボランティアのための講座を受講されてたなあ。

ほんとはね。

ガラス作品の見所を、ガイドするっていうのも、やってみたいんです。

私の作品とか、そういうことじゃなくて。

ガラス作品、好きです。

その魅力を、ガイドツアーで、紹介できたら良いのにな。

星のソムリエの本を読んでいて、そう思った。

 

一般公開されている世界最大級の天体望遠鏡「なゆた」では、観望会で、星のガイドをしてもらえます。

その天文台の方が書かれた本を読んでいて、ほんまにそうやなって思ったことがある。

「いきいきとした教育・普及活動は、研究の実践から」が、西はりま天文台のモットーなんですって。

立派な設備があって、そこで、星の話を聞ける、でもその話が、他の人の研究の話ばっかりでは、ガッカリなはずだから。

沖縄に旅行に行って、お土産買ったら、近所の人が作って、沖縄に納品しているのを知ってしまったガッカリ感に、似ているだろうか?

日本に来る外国人は、メイドインジャパンを買いたいっていう感じ?

そうやな。

ほんまにそうかも。

作品、作ります。

電気炉も、暖まったようだし。

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