木星土星、超大接近

 大接近とか、あんまり興味がない人なんです。

 あ、ネオワイズの時も、ペルセウス流星群の時も、そんなことを言っていたかも。

 もともとは、星雲と銀河が好き。

 でもな。

 望遠鏡の一つの視界の中に、両方が入るなんてまたとないって言われたら、見ようかなって思う。

 という訳で。

 主鏡にカビが生えていて、ファインダーを失くして(注文中のが在庫切れで届かない)、しかもアイピースのコーティングが剥げていたらしいことに今日気付いた。

 という訳で。アイピースのコーティングが剥げて、ヨレヨレの木星と土星の画像です。

 接眼レンズのコーティングが剥げていたために、木星がにじんでます。

 かろうじて、土星がある感じ。

 

 

 

 」

 こっちの画像は、低倍率で、明るめにとったもの。

 土星が、ただの楕円に見えてますが。

 木星の横に、小さな光の点々がある。

 これが、ガリレオ衛星といって、木星の衛星の中で、大きな4個です。

 どれがどれが知らんけど、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト、です。

 何か5個見えますけど。

 もしかして、背景の遠くの恒星が、たまたま似たようなところにいるのかも知れません。

 倍率が低かったので、土星があまり鮮明に見えてないところへ、撮影時の振動でブレてしまったのと、極軸望遠鏡を合わせられなかった(明るすぎて北極星が見えてないのと、庭の木星土星が見える位置に置くと、北極星の方向に家があったため)ので、ちゃんと追尾できていなくて、わずかに動いてるんですね。

 「ま、今日のところは、こんなもんで許しといたろ!」

 いやいや。

 コロナ禍でなかったら、誰かに便乗して見せてもらうという手があったと思うの。

 ペルセウス流星群の日に会った、セレストロンを持ったおっちゃんとか。たぶんきれいに見えたと思う。

 40センチ望遠鏡を据えたドームの人とか。家の場所は、知ってるねん!

 でもな、コロナ禍やん。

 教室お休みにして自粛して、星、見せてくださいは、ないと思うねん。

 まあいいわ。

 写真は撮れなかったけど、目視で見たのは、もっときれいだったの。

 心に焼き付けて置く。

 さて、昨日のランちゃんの散歩。

 出ようとして、星がすごくきれいなことに気付いた。

 というか、昨日の木星土星のシーイングが良い気がして、きっと、他の星もそうだろうと思って、パワーショットを持って出かけた。

 「冬のダイヤモンド」を撮ったつもりが。

 大きすぎて、6個の星の内、ふたご座のポルックスが画面に入ってなかった。

 あんなに確認したのに。

 冬のダイヤモンド。

 シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、リゲルです。

 この6個に囲まれたあたりは、明るい星が多くてにぎやかです。

 冬の銀河か、真ん中を、縦向きに流れている。

 冬の銀河は、私たちの銀河の縁の方なので、夏の銀河と比べて地味ですが、写真に撮ると、たくさんの星が写ります。

 

 色々調べてみたのですが、写っているのはほとんど星団で。

 外の銀河はほとんどありません。

 外の銀河はずっと遠くにあって、その手前に、私たちの銀河(天の川)が流れているので、多くの恒星があるので、あんまり見えないんですね。

 頭にMのついた番号を振っている天体は、ほとんど星団です。

 冬の星座は、見上げるのにちょうどいい。

 本当ににぎやかです。

 ランちゃんを待たせて撮っていると、カメラの電池が切れたので、撮影は終了しました。

 後から、撮った写真の天体チェックをするのが、結構楽しいんです。

 もう少しすると、春の星座が上がって来るので、しし座、おとめ座、髪の毛座、りょうけん座あたりで、遠くの銀河(と言っても写ってないんですけどね)をチェックしようと思います。

 また、今年も、この時期は、西はりま天文台に出かけるのは難しいかな。

 でも、なんか、感染者が頭打ちになってたけど。

 いやいや。

 そんで油断したら、また増えて来るって。

 大人しく、自力で見える範囲を見ようと思います。

 

 それにしても。

 望遠鏡と、カメラが欲しい。

 いやいや。

 そのゆとりはない。(笑)

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